「色をなす」の意味(語源由来・類義語・対義語)
【慣用句】
色をなす
「色を作す」と書く。
【読み方】
いろをなす
【意味】
非常に激しく怒ること。
「色をなす」という表現は、怒りなどの感情で顔色が変わる、つまり感情が顔に出ることを表しているんだよ。
つまり、怒ったりして顔色が変わる、感情が顔に出てしまうってことやな。
ある意味、感情を隠せへん人や、感情が高ぶったときに使う言葉やな。
【語源由来】
「色」は顔色。怒りで顔色を変えるという意味から。
【類義語】
血相を変える
【対義語】
色を失う
【スポンサーリンク】
「色をなす」の解説
カンタン!解説
「色をなす」っていうのは、すごく怒って顔色が変わることを指すんだよ。真っ青になるどころか、顔が真っ赤になるほど怒っている様子を描いているんだ。
「色」っていうのは、人の顔色や表情のことを言うんだよね。そして、「なす」っていうのは作り上げる、または何かを別の状態に変えるっていう意味があるよ。
だから、「色をなす」っていうのは、普通の顔色から真っ赤になるまでの怒りの状態を表しているんだね。これが「色をなす」っていう表現の意味なんだよ。
「色をなす」の使い方
ともこちゃん。今日の髪型、ちょっとおかしなことになっているね。
なんですって?この髪型は、今、とてもはやっていて、こういう髪型にするのに二時間もかかったのよ。
・・・ごめんよ。そんなに色をなさないで。かわいい顔が台無しだよ。
だって、健太くんのために、朝早く起きて時間をかけておしゃれをしたのに、おかしなことになっているなんて、そんな言い方ひどいわ!
【スポンサーリンク】
「色をなす」の例文
- この僕に、職員室に忍び込んで、テストの問題を盗ってこいというのですかと彼は色をなしたのだった。
- 彼は、相手の若い男の無礼な言葉に我慢できずに色をなしたのだった。
- この問題は、君が色をなすほどの問題ではないんだから、落ち着きたまえ。
- それでは多数決で決めようとみんなが言うと、色をなして、私は多数決から抜けますと彼女は言った。
- 僕は、ちらっと彼に目くばせしたが、彼がいくらか色をなして、何かいいたそうに見えたからである。