「腕を買う」の意味
【慣用句】
腕を買う
【読み方】
うでをかう
【意味】
能力や技術が高いと認める。「腕」は、腕前・技量。
「腕を買う」という表現は、人の能力や技術を高く評価し、その人を認めるという意味があるんだ。
例えば、料理が上手な人や、サッカーがうまい子がいたら、「お前の腕、買うわ!」って言うんやな。
つまり、お前、すごいで!うまいな!って、人の才能やスキルをほめる時に使う言葉やな。
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「腕を買う」の解説
カンタン!解説
「腕を買う」っていう表現はね、誰かのスキルや技術がすごいと認める、または評価するという意味があるんだよ。
なんで「腕」なのかっていうと、腕はね、肘から手首までの部分を指すんだ。そして、職人さんみたいに特殊なスキルや技術を持っている人は、その仕事をするのに腕を使うことが多いんだよね。例えば、大工さんは木を削ったり組み立てたりするのに腕を使うし、料理人は包丁を使って食材を切ったり、料理を作ったりするのに腕を使うよね。
だから、「腕」は技術や技量そのものを象徴していて、「腕を買う」とはその人の技術や技量を高く評価する、つまりその人のスキルがすごいと認めるという意味になるんだよ。なので、もし誰かが君の「腕を買う」と言ったら、それは君のスキルや能力が認められたってことだよ!
「腕を買う」の使い方
ともこちゃん。職員室で何をやっているの?
先生の手伝いをやらされているの。なんだか、たくさんいる生徒の中で、私ばかりこき使われているような気がするわ。
そりゃあ、先生がともこちゃんの腕を買っているからだよ。僕なんかに仕事を任せたら、先生の仕事が増えるだけだよ。
そうなのかしら。でも、押し付けられる仕事が多くて、あまり素直に喜べないわ。
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「腕を買う」の例文
- 彼は、十代の頃からギターの腕を買われ、プロに混ざって演奏をしていたが、今度ソロデビューすることになった。
- 彼女なら、料理の腕を買われ、町一番の大きなお屋敷で、家政婦をしているらしいよ。
- 彼は、空手で日本一になった腕を買われ、今は、政治家のSPをやっていると聞いたけど、この前、テレビに映りこんでいるのを見たよ。
- 彼は、その英語の腕を買われ、若くしてニューヨークにある支社に勤務することになったのだからすごいよね。
- 彼女は、卓越した天気を読む腕を買われ、航海士として活躍していたのだ。