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【方を付ける】の意味と使い方や例文(慣用句)

方を付ける

「方を付ける」の意味(語源由来)

意味

【慣用句】
方を付ける

「片を付ける」とも書く。

【読み方】
かたをつける

【意味】
物事を処理して終わらせる。ものごとを解決する。「方」は、ものごとの方向。

ことわざ博士
「方を付ける」という表現は、物事の決着をつける、または始末をつけることを意味しているんだよ。

問題や課題があるときに、それを解決し終わらせることを指しているんだ。

助手ねこ
つまり、「物事をきっちりと終わらせる」ってことやな。何か問題が起きたり、課題があったりしたときに、それをしっかりと解決して、もうそれ以上問題が起こらへんようにするんやな。

これは、物事をしっかりと終える大切さを教えてくれる表現やな。

【語源由来】
「片付ける」の類推表記。

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「方を付ける」の解説

カンタン!解説
解説

「方を付ける」っていう言葉は、ちゃんと問題を解決したり、物事を終わらせることを意味しているんだよ。

たとえばね、お友達とケンカをしたとき、そのままずっと仲直りをしないでいたら、お互いに気持ちがこじれてしまうよね。だから、大人になって「ケンカしていることはよくないよ、お互いに謝り合って仲直りしようね」って言われたら、そのアドバイスに従ってケンカを解決することが大切なんだよ。それが「方を付ける」っていう言葉の意味なんだ。

「方」っていうのは、「二つあるものの一方」、つまり完全じゃない、解決されていないものを指していて、「付ける」っていうのは、「問題を解決する」とか「物事をまとめる」っていう意味があるんだ。

だから、「方を付ける」っていうのは、問題や困ったことがあったら、それをちゃんと解決して、すっきりさせるっていうことなんだよ。

「方を付ける」の使い方

健太
来週の空手の大会では、長年のライバルとの対決に方を付けたいと思っているんだ。
ともこ
へえ。今までは、引き分けが多かったの?
健太
いつもわずかな差で、どちらかが勝っていたんだ。それで、前回の試合で15勝15敗になったんだ。次は、僅差(きんさ)ではなく圧勝して見せる!
ともこ
なるほど。じゃあ、応援に行くわね。
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「方を付ける」の例文

例文
  1. 町内会の行事に顔を出すのは億劫だから、手伝う代わりに、お金で方を付けたい。
  2. 過去のことにきちんとを付けてから、君と結婚しようと思う。
  3. 次のセットで、相手チームは一気に方を付けに来ると思うから、みんな、お互いを信じて勝ちをもぎ取ってこよう!
  4. 家中の大掃除をして、片づけることで、過去に方を付け、前向きに生きていくことにしたのだ。
  5. 健太くんが、二人の女子生徒から同時に告白されて、もめごとに発展していたようだけれども、どうにか方を付けることができたのかしら。