【慣用句】
肩を竦める
【読み方】
かたをすくめる
【意味】
肩を上げて首を縮めるような仕草をする。気に入らなかったりあきれたりする気持ちを表す。「すくめる」は、縮める。
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「肩を竦める」の使い方

健太くん。先生はなんて言っていたの?

先生には、どうしようもできないって、肩を竦めていたよ。

そんなあ。先生の許可がないとあの部屋を勝手に使う事はできないのに・・・。あの部屋が使えないと、この計画は進められないわ。

うーん。じゃあ、先生がだめなら、校長先生に直接お願いに行こう。
「肩を竦める」の例文
- 一日でも早く退院したいんだという僕に対して、医師は仕方なさそうに肩を竦め、退院の手続きをしたのだった。
- 僕が、早く鍵を出すようにと彼に言ったら、肩を竦めながら、しぶしぶ戸棚から鍵を出したのだった。
- 父は、僕がしでかしたいたずらに気付いて、あきれたように肩を竦めたのだった。
- おや、という顔をして私が彼女に視線をやると、彼女は、バツが悪そうに肩を竦めたのだった。
- 私は、言っていることの意味が分からないという顔をしていたのだろう、彼は、肩を竦めながらくわしく説明してくれた。