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【感無量】の意味と使い方や例文(慣用句)

感無量

「感無量」の意味(類義語)

意味

【慣用句】
感無量

【読み方】
かんむりょう

【意味】
何も言えないくらい、心に深く入り込んでいるようす。「無量」は、計り知れないこと。

ことわざ博士
「感無量」という表現は、とても深く感じ入って言葉にできないほど感動している状態を指すんだよ。
助手ねこ
つまり、感じることが多すぎて「これどう表現したらいいんやろ…」ってなるくらいしみじみとした気持ちになることやな。

思いっきり感動して、うまいこと言葉にできへんときに使うんやな。

【類義語】
感慨無量(かんがいむりょう)

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「感無量」の解説

カンタン!解説
解説

「感無量」っていう言葉はね、自分が体験したことや見たもの、聞いた話などに対して、心から深く感じ、感情が溢れ出るほどになることを表しているんだよ。

この言葉は、「感慨無量」という言葉が省略されたものなんだ。「感慨」は深く感じること、「無量」は計り知れないほどたくさんっていう意味があるんだ。

だから、「感無量」っていうのは、自分の心が感情でいっぱいになって、それが溢れ出るほど深く感じるということ。例えば、卒業式でみんなと別れる時や、難しい試験に合格した時、初めて生まれた子供の顔を見た時など、心が一杯になるような瞬間に使われる言葉なんだよ。

「感無量」の使い方

健太
とうとう優勝カップを手に入れることができたよ。感無量だよ。
ともこ
そうよね。何度も、決勝戦で負けて悔しい思いをしてきたものね。
健太
うん。今にしてみれば、あの悔しかった日々は、この日のための試練だったように思えるよ。
ともこ
次の大会でも勝って、今回の勝ちは、まぐれじゃないってことを他の選手たちに示さないとね。
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「感無量」の例文

例文
  1. 息子が成人式の日を迎え、ああ、よくここまで健康に育ったものだと思うと、なんだか感無量なのです。
  2. 何十年ぶりかに帰った故郷で、僕は感無量の思いで、懐かしいその空気を胸一杯に吸い込んだのでした。
  3. 赤ちゃんの頃から知っていて、自分がおむつを替えてあげていたあの子が、こんな立派な賞をいただくなんて感無量だ。
  4. あの名作の絵が描かれた同じ場所に立ち、その絵を描いた画家と同じ空気を吸っているかと思うと感無量だった。
  5. 彼が、一心不乱にスプーンを動かし夕食を食べている光景は、作った側からすると感無量である。