「体を張る」の意味
【慣用句】
体を張る
【読み方】
からだをはる
【意味】
一身をなげうって行動する。命懸けで事に当たる。
「体を張る」という表現は、自分自身をリスクにさらしながら全力で行動することを意味しているんだよ。
つまり、「自分の身体を賭けてがんばる」ってことやな。
全力でやるために、自分の身体まで使って行動する、っていう熱意があるってことやな。
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「体を張る」の解説
カンタン!解説
「体を張る」っていう表現は、自分の体を危険にさらしてでも、何かを達成しようとする意志の強さを表しているんだよ。
例えば、サッカーの試合で、自分のゴールを守るために、ボールが飛んでくるのを見て、それが痛くても自分の体を前に投げ出して防ごうとする行為とか、友達が危険な状況に陥っていて、自分自身が怪我をするかもしれないけど、その友達を助けようとする行動とかが「体を張る」っていうことなんだよ。
「張る」っていう言葉は、本来は物を大きく広げるっていう意味があるんだけど、ここでは「自分の意志を強く持って行動する」っていう意味があるんだよ。
だから、「体を張る」っていう行動は、自分が何かを達成したいと強く思うからこそ、自分の体を危険にさらしてでもそれに向かって努力するっていう強い決意を示しているんだよね。
「体を張る」の使い方
僕が好きな漫画の連載が、また作者不調のためという理由で休載になったんだよ。
漫画家さんって体を張って漫画を描いているわよね。大変なお仕事よね。
そうだよね。1ページごとにありがたく読まないといけないよね。僕も休載したことを嘆いてばかりいないで、作家さんを励ます手紙を書こう!
そうね。作家さんが元気になる日まで待ちましょう。
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「体を張る」の例文
- あんなふうに体を張って先輩のことを助けてくれたんだから、絶対に彼は先輩のことが好きなんだと思います。
- 彼は、体を張ってまでして、自分の主張を貫いたのに、僕は、彼の主張の正しさを知りながらも、彼の意見に賛同しなかったずるい男だ。
- 彼は、体を張って要人を警護するSPになったのだった。
- 村人たちは、体を張ってバリケードを作り、ダム建設に反対し村を守ろうとしたのだった。
- 今にして思えば、体を張ってでも、あれの開発を止めるべきだったのに、好奇心が勝って開発を促してしまった。