「感極まる」の意味
【慣用句】
感極まる
【読み方】
かんきわまる
【意味】
ひどく感動する。感激する。「極まる」は、限度にくる。
「感極まる」という表現は、非常に深い感動や感情が湧き上がり、それが頂点に達する状態を表すんだよ。
つまり、「めっちゃ感動して、もうこれ以上ないってくらい感動した」ってことやな。
感情がいっぱいになって、これ以上何も入らへんって状態やな。
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「感極まる」の解説
カンタン!解説
「感極まる」っていう表現は、本当に強く感動したり、感激したりすることを表すんだよ。
「感」は「感動」や「感激」を示していて、「極まる」は、限界まで行く、つまり最高点に達するという意味があるんだ。
たとえば、すごく感動的な映画を見て、涙が止まらなくなったときや、自分が応援しているスポーツ選手が困難を乗り越えて勝利を手にした時なんかは、「感極まる」と表現することができるんだよ。
だから、「感極まる」っていうのは、「非常に感動する」、「感情が最高潮に達する」っていう意味なんだね。
「感極まる」の使い方
健太くん。昨日の空手の大会で優勝したのよね。おめでとう!優勝カップをもらった感想は?
優勝カップをもらった瞬間、感極まって涙をこらえたら、鼻水がこぼれてしまったから恥ずかしかったよ。
あら、優勝という輝かしい場で、格好よく決まらない辺りが健太くんらしいわよね。
情けないことにそうなんだよね。
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「感極まる」の例文
- コンサートの最後の挨拶では、感極まって泣きながら挨拶をする出演者が多数いたので、観客も、もらい泣きをしたのだった。
- よく聞きとれなかったのだが、彼は、感極まったような顔をして、口の中で何かつぶやいていたので、感動したらしい。
- 今までの苦労を思って、彼は、感極まってしまったようで、涙をこらえて震えていた。
- 彼女は感極まった表情で、再びその大きな瞳いっぱいに涙をためていた。
- 感極まった彼女は、照れたように目の下をこすりながら、あははと笑ったのだった。
- 彼は、試合の後のインタビューで感極まってしまい、言葉が詰まって出てこなかった。