「強将の下に弱卒無し」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
強将の下に弱卒無し
【読み方】
きょうしょうのもとにじゃくそつなし
【意味】
強い大将のもとには、その感化を受けて弱い兵はいない。上に立つ人が立派だと、下にいる人はそれを見習ってしっかりするものだというたとえ。
うちの猫の王様も、すごくカリスマ性があって、その下にいる猫たちもみんな元気になるんや。
リーダーの影響力ってすごいんやなって、このことわざを聞くたびに思うんよ。
【語源・由来】
蘇軾「題連公壁」から。
【類義語】
・勇将の下に弱卒なし(ゆうしょうのもとにじゃくそつなし)
【スポンサーリンク】
「強将の下に弱卒無し」の解説
カンタン!解説
「強将の下に弱卒無し」っていう言葉は、ある有名な人・蘇軾(そしょく)が「題連公壁」という作品で使ったものだよ。これは、すごく強いリーダーや大将のもとには、そのリーダーの影響や魅力に引き寄せられて、弱い兵士や部下はいないっていう意味なんだ。
簡単に言うと、すごくすごいリーダーの下では、そのリーダーの力強さやカリスマに感化されて、みんなも強くなるよ、ってことを伝えているんだよ。だから、「勇将の下に弱卒なし」とも言うんだね。これは、良いリーダーのもとでは、部下も良くなるということを教えてくれているよ。
「強将の下に弱卒無し」の使い方
強将の下に弱卒無しというけれども、僕の空手の先生は、とても強い人だから、生徒も強豪ばかりなんだよ。
へえ。良い先生が身近にいてよかったわね。
そうなんだ。先生は、空手の達人であるだけではなく、心も強い人で学ぶことが多いんだ。
健太くんの人生の師匠ね。
【スポンサーリンク】
「強将の下に弱卒無し」の例文
- 強将の下に弱卒無しというから、生徒のために、先生である僕が学んで強くなければならない。
- 強将の下に弱卒無しというが、優秀な監督である彼の下には、彼を慕ってきた強豪選手が大勢いる。
- 強将の下に弱卒無しというが、あの社長の下で経験を積んだ社員は、総じて優秀である。
- 強将の下に弱卒無しというが、伝説的な校長先生が赴任してきてからは、生徒の成績が底上げされた。
- 強将の下に弱卒無しというが、あの先生のクラスだけ、いつもコンクールの受賞者が多い。
もっと簡単に言えば、偉大な指導者の下では、平凡な部下はいないということだね。