【慣用句】
機を逸する
【読み方】
きをいっする
【意味】
よい機会を取り逃がす。
【類義語】
・機を失する
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「機を逸する」の使い方
健太くんは、いつになったら勉強に本腰を入れるのかしら?
うーん。勉強に集中して取り組む機を逸したんだよね。そうしたら、どんどん授業についていけなくなって、どんどん成績が下がって、どんどんやる気が無くなってしまったんだよね。
そこまで分かっているなら、機を逸したと言っていないで、一日も早く、勉強に真剣に取り組んで、授業に追いついたほうが良いんじゃないの?
その通りだねえ。
「機を逸する」の例文
- 思い立ったが吉日というように、いたずらに時を移しては、機を逸する恐れがある。
- 前半は有利に攻めたが、後半になって選手交代の機を逸し、大事な試合に負けてしまった。
- 議論が長引いてしまい、その間に天候が急変して、出陣の機を逸したのだった。
- 機を逸することなく判断することが、リーダーとして必要なことです。
- 機を逸すると、余計に言いにくくなるものだから、今のうちに彼女に謝罪の意を伝えておこう。
- ピッチャー交代の機を逸して、大量リードを許してしまったので、今日の敗因は監督である私の責任です。