【慣用句】
琴線に触れる
【読み方】
きんせんにふれる
【意味】
あることに共鳴し深く感動する。
「琴線」は感動し共鳴する心の動きを琴の糸にたとえたもの。
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「琴線に触れる」の使い方

ともこちゃん。写真をぼんやり眺めてどうしたの?

この写真が、私の琴線に触れたの。この写真は誰がとったのかしら?

僕のおじいちゃんだよ。この町の昔の姿だそうだよ。

へえ。だからなのかしら、なんだか懐かしく思ったのよ。
「琴線に触れる」の例文
- 音楽を作り、それを鑑賞する能力は、言語能力の入手より前に人類に備わっていたというのだから、ひょっとするとそれが、音楽が我々の琴線に触れる理由なのかもしれない。
- 先生の温かいひと言が、彼の心の琴線に触れた。
- 恩師からいただいた言葉が私の琴線に触れ、その後の私の人生で、私を勇気づけるものとなった。
- 最近は、駄作ばかりだったけれども、久しぶりに琴線に触れる映画に出会えたから、重い腰を上げて見に来てよかったよ。
- 僕の発した言葉のいずれかが、彼女の琴線に触れたようで、彼女は涙をこぼしたのだった。
- 教科書に載っていた詩が、僕の琴線に触れ、僕の心をつかんで離さなかった。