「口に出す」の意味
【慣用句】
口に出す
【読み方】
くちにだす
【意味】
思っていることを話す。言う。しゃべる。
「口に出す」という表現は、思っていることを言葉として話し出すことを表すんだよ。
つまり「思ってることをそのまま言う」ってことやな。頭の中で考えてることを、はっきりと口に出して伝えるんやな。
考えてること全部を言うわけやないけど、自分の思いをちゃんと表現するのは大事やな。
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「口に出す」の解説
カンタン!解説
「口に出す」っていう表現は、思っていることを、声に出して言うことなんだよ。
たとえばね、おいしいアイスクリームを食べて、「うわー、これすごくおいしい!」って思っても、それを声に出して言わなければ、周りの人はわからないよね。でも、その思いを声に出して、「このアイスクリーム、めちゃくちゃおいしいよ!」って言ったら、それが「口に出す」ってことになるんだ。
「口」はここでは、言葉を話すために使う部分を指していて、「出す」は、その思いや意見を声や表情などで表現することを意味しているんだよ。
だから、「口に出す」っていうのは、「自分の考えや感じたことを声に出して言う」っていうことなんだね。
「口に出す」の使い方
健太くん。今日も宿題を忘れたの!あなたって人は、なんで勉強をやろうとしないのかしら!
・・・ああ、今日のともこちゃんもいつも通りだなあ。口うるさいなあ。早く終わらないかなあ。
健太くん。今、なんて言ったの?口うるさいって言ったわね!
ええっ?僕、心の声を口に出していたの?ごめんなさい。
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「口に出す」の例文
- 私は事実を知っていたけれども、ただの一度もそのことを口に出したことはありません。
- 僕は、彼女への不快感を口に出さなかったが、顔にはばっちり出ていたようで、彼女の言葉にはとげがあった。
- 彼は、今思ったことを口に出したら最後、自分自身の全てを否定する事になってしまうような気がしたのだった。
- この本を読んで私がどう感じたのか、口に出して言うことは、とても難しいと思う。
- 私が口に出せなかったことを、健太くんは代わりに代弁してくれたのだった。
- お互いに、自分の考えを口に出したことは無かったけれども、彼も私も同じ考えを胸に秘めていると私は感じていた。