「口に上る」の意味
【慣用句】
口に上る
【読み方】
くちにのぼる
【意味】
うわさになる。話題になる。
「口に上る」という表現は、うわさになる、または話題になることを意味しているんだよ。
つまり、「みんなの話題になる」やな。何かが起こったり、何かが出来たりすると、それがみんなの間でひとつの話題になるんやな。
ちょっとした出来事でも、みんなが話すようになると大きな話題になるんやな。
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「口に上る」の解説
カンタン!解説
「口に上る」っていう表現は、何かがうわさになったり、みんなの間で話題になったりすることを指すんだよ。
例えば、クラスのみんなが同じゲームにハマって、そればかり話しているときや、町の中で有名なイベントが開かれて、それがみんなの間で話題になっているときなどに、「口に上る」って言うんだよ。
「上る」っていう言葉は、ここでは「取り上げられる」や「特に話題になる」っていう意味を持っているよ。
だから、「口に上る」っていう表現は、「みんなが話している」や「注目されている」っていうことを示しているんだね。
「口に上る」の使い方
ともこちゃん。さっき、僕の母さんと立ち話をしていたよね。どんなことが口に上ったの?
うーん。健太くんの悪口は、一切言っていないわよ。天気の話とか、先生のこととか、小テストがあった話とか・・・。
ええっ。テストの話が口に上ったの?母さんにテストの存在がばれてしまったかあ。隠してある答案を見せないといけないなあ。
隠さないといけないような点数だったの?家に帰ったら大変そうね。
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「口に上る」の例文
- その日以来、その話題が両者の口に上ったことは一度もなかった。
- また、彼のことが口に上った。相変わらず人気があるなぁ。
- やがて二カ月も過ぎたころには、彼女の噂は人々の口に上らなくなり、誰もが彼女を忘れていった。
- あなた達ふたりのことは、すでに人の口に上るまでになっているのですよ、ご存知でしたか。
- 彼に会った時、不動産の話が口に上ったけど、いよいよ家を建てるつもりなのかな。
- 他愛のない話がずっと続いていたが、去り際に、ふと、ともこちゃんの名前が彼女の口に上ったので、また彼女と向かい合うことになった。