【慣用句】
口を閉ざす
【読み方】
くちをとざす
【意味】
黙って何も言わない。
【類義語】
口をつぐむ
【スポンサーリンク】
「口を閉ざす」の使い方

健太くん。昨日は、本当は何があったの?先生には、何もなかったって言っているそうじゃないの。何もないのに、そんな怪我をするかしら?

・・・。先生に言ったとおり、何にもないよ。

私にも口を閉ざすつもりなの?先生には言わないから、私にはちゃんと話して。

昨日のことについては、誰に聞かれても口を閉ざすって、友達と約束したんだ。だからともこちゃんにも言えないよ。
「口を閉ざす」の例文
- 彼が、会話の最後にどなって口を閉ざすと、沈黙だけが彼と私の間に流れたのだった。
- 事件について、彼は口を閉ざしたままで何も語ろうとしない。
- 彼は目をつむって動かないが、そのまま、貝のように口を閉ざし通してしまうつもりなのだろうか。
- 彼女が何を言いたいのかわかって、僕は、いったん口を閉ざしたが、それでもすぐに口を開いた。
- まるで禁忌であるかのように、彼女は、家族の話となると口を閉ざすのだった。
- 彼女は例によって、気に入らないと思った人に対しては、口を閉ざし、二度とその人とは口をきかなかった。