【慣用句】
調子を合わせる
【読み方】
ちょうしをあわせる
【意味】
相手の気に入るように、話を合わせる。
【語源・由来】
音楽で楽器の音の高低を調節する意味から。
【スポンサーリンク】
「調子を合わせる」の使い方
健太くん。この海外旅行のパンフレットの中ではどこに行ってみたい?
ええー。僕は海外は好きじゃないから、どこへも行きたくないなあ。
この前、私が海外へ行ってみたいって言ったら、僕も海外旅行に行ってみたいって言っていたじゃない!
それは、ともこちゃんの調子に合わせただけで、本当は、家でぐうたらしている方が好きなんだよ。
「調子を合わせる」の例文
- ともこちゃんは愉快そうに笑い、健太くんもそれに調子を合わせて白い歯をみせた。
- 彼はだれとでも調子を合わせてうまくやっていくので、委員長に適任だと思うんです。
- 早く話を切り上げたいのに、話が長くなりそうだったので、適当に調子を合わせておくことにした。
- みんなの意見を聞いていて、何だか僕の思い描くものとはずれているような気がしたけれども、調子を合わせて賛同したのです。
- 彼は、私に調子を合わせて「なるほど」とうなずいてくれた。