【慣用句】
物の用
「物の役」ともいう。
【読み方】
もののよう
【意味】
なんらかの役。
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「物の用」の使い方
健太くん。さぼってばかりいないで、文化祭の準備を手伝ってよ。
うーん。こんなにあたたかいのに、教室で作業なんてもったいないじゃないか。
そんなことを言ってさぼってばかりいるから、物の用にも立たない男って言われるのよ！
そんなことを言われているの？じゃあ、そろそろ役に立つところをみんなに見せようかな！
「物の用」の例文
- 集まってきた人たちは、口々に騒ぐだけで、何の手助けもしてくれなくて、物の用をなさなかった。
- 今日乗ってきたのは、農耕用の駄馬で、これで犯人を追いかけるなんて、物の用には立たないでしょう。
- どんなに高級なドレスでも、農業をやっている人や、職人にとってああいう服は、動きにくくて、とても物の用には立たないでしょう。
- 厳しい入部テストで、全国を目指すには物の用に立たないものたちが、ふるい落とされていきました。
- こんな錆びついた鎧では、戦で物の用にも立たないかもしれないけれども、着ていないよりましだと思いますよ。
- こんな年寄りでは物の用にも立たないと思っていたが、とても気が利くし、料理が上手いし、雇って良かったと思う。
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