「頭を上げる」の意味(類義語)
【慣用句】
頭をもたげる
【読み方】
あたまをもたげる
【意味】
①押さえられていたり、隠れていたりした物事や気持ちが表に出て、世間に知られるようになる。
②力をつけてくる。他者を抑えて、その実力を表す。台頭する。
「頭をもたげる」ということわざは、隠れていたことや抑えていたことが表に出てくる、または、少しずつ力をつけて現れるようになる、という意味があるんだよ。
つまり、ずっと隠してた考えや思いが、とうとう顔を出すってことやな。
または、少しずつでも力をつけて、だんだんと目立ってくるってことやな。どっちにせよ、これまで見えへんかったものが見えてくるってことなんやな。
【類義語】
頭を上げる
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「頭を上げる」の解説
カンタン!解説
「頭をもたげる」っていう表現は、「頭を持ち上げる」という意味からきているんだよ。
まず、頭を上げると、視界が広がって色んなものが見えてくるよね。それは、今まで気づかなかったことや、抑えていた考えが頭に浮かんできて、意識されるようになるということを象徴しているんだ。
それに、「もたげる」は漢字で「擡げる」と書くことができるよ。そして、「台頭」は「擡頭」とも書ける。だから、「頭をもたげる」は「少しずつ力をつけてきて、目立つようになる」、つまり「台頭する」という意味にもなるんだよ。
なので、「頭をもたげる」は、新しい視点や考えが浮かんでくることや、徐々に力をつけて立ち上がることを表す表現として使われるんだね。
「頭を上げる」の使い方
健太くん、さっきの件だけど、ちゃんと反省してる?
うん、ごめんね。僕が悪かったという気持ちが頭をもたげてるよ。
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「頭を上げる」の例文
- タケノコが地面から頭をもたげる。
- 才能ある若手芸人が頭をもたげる。
- 反省の気持ちが頭をもたげてきた。