「悪に従うは崩るるが如し」の意味(語源由来)
【ことわざ】
悪に従うは崩るるが如し
【読み方】
あくにしたがうはくずるるがごとし
【意味】
悪行は物が崩れ落ちるようにたやすい。
「悪に従うは崩るるが如し」ということわざは、悪の道に進むことは、ものが崩れ落ちていくのと同じように簡単だという意味があるんだ。
なるほどな。つまり、「悪いことをするのは、物が崩れるのと同じくらい簡単」ってことやな。
でも、その結果、自分自身も崩れ落ちてしまう可能性があるから、ついつい簡単な道に流されないように気をつけなあかんってことを教えてくれてるんやな。
【語源・由来】
「国語」の「善に従うは登るが如く、悪に従うは崩るるが如し」より。
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「悪に従うは崩るるが如し」の解説
カンタン!解説
「悪に従うは崩るるが如し」っていうことわざは、悪いことをするのは、ちょうど山が崩れ落ちるようにとても簡単だってことを教えているんだよ。
このことわざはね、「善に従うは登るが如く、悪に従うは崩るるが如し」という言葉から来ていて、つまり、いいことをするのは山を登るように大変だけど、悪いことをするのは山が崩れるようにとても簡単ってことを言ってるんだよ。
例えば、嘘をついたり、ズルをしたりするのは一瞬だけど、その結果大変なことになったり、人々に信用されなくなったりすることがあるよね。でも、真実を言ったり、公平に行動することは大変でも、最終的には信用や尊敬を得ることができるんだ。
だから、「悪に従うは崩るるが如し」っていうことわざは、「悪いことは簡単にできるけど、その結果は自分自身に跳ね返ってくるよ。だから、ちょっと大変でも善いことをする方が結局は良いんだよ」という大切な教訓を教えているんだよ。
「悪に従うは崩るるが如し」の使い方
この花かわいいなあ。持って帰ろうかな。
人の家の花を持っていくのは窃盗罪よ。
そうなの?これくらいいいじゃん。
悪に従うは崩るるが如しといって、これくらいいいじゃんがエスカレートして大罪を犯すのよ。
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「悪に従うは崩るるが如し」の例文
- 悪に従うは崩るるが如しという。悪の道に進まぬよう、小さなことでもいいから良い行いをするよう心がける。
- 悪に従うは崩るるが如しといわれるように、悪い方に流されるのは簡単だ。
- 悪に従うは崩るるが如しというが、己の心を律するのはそれほど難しいものなのだ。
- 悪に従うは崩るるが如しというけれども、良いことをするのも意外と簡単だ。
- 悪に従うは崩るるが如しという。簡単な道を選ぶよりも困難な善の道を選んだ方が、将来的に自分のためになる。