「味無い物の煮え太り」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
味無い物の煮え太り
【読み方】
あじないもののにえぶとり
【意味】
つまらないものに限ってたくさんある。
「味無い物の煮え太り」という表現は、つまらないものほどたくさんあるという意味だよ。
ああ、なるほどな。つまり「いいものは少なくて、どうでもいいものやつまらんものはゴロゴロある」っていう状況を言うんやな。
そうやな、たしかに世の中にはちょっとつまらんことのほうが多いかもしれへんね。それをちゃんと見極めて、大切なものを見つけていくんやな、これは。
【語源・由来】
味のよくないものに限って煮ると量が増える意から。
【類義語】
・まずい物の煮え太り
・独活の煮え太り
・阿呆の煮え太り
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「味無い物の煮え太り」の解説
カンタン!解説
「味無い物の煮え太り」っていうことわざは、つまらないものや質の悪いものに限ってたくさんあるっていう意味なんだよ。
例えばね、おいしくないお菓子はたくさんあるけど、本当に美味しいお菓子は少ないっていう状況を指すんだ。
このことわざは、なぜかつまらないものやくだらないものはたくさん存在し、本当に価値があるものや大切なものは少ない、っていう世の中の皮肉を表しているんだよ。
なので、次に何かを選ぶときは、量だけでなく、その質もしっかり考える必要があるってことを教えてくれているんだね。
「味無い物の煮え太り」の使い方
宝石も石ころのようにたくさんあれば安くなるのにね。
味無い物の煮え太りってやつね。
価値があって安い物ってないのかな。
鉄は便利だし安いわよ。
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「味無い物の煮え太り」の例文
- 味無い物の煮え太りというが、増えるわかめちゃんはおいしいと思うな。
- 松茸は希少だから崇め奉られるんだ。味無い物の煮え太りのようにたくさんあったらあんなに高くない。
- おいしくないものほど育てやすく収穫しやすい。味無い物の煮え太りだ。
- 雑草は手をかけなくても邪魔なくらい生えるのに、農作物はそうはいかない。味無い物の煮え太りってやつだな。
- 大容量袋で格安で売っているものは、味無い物の煮え太り。大体おいしくない。