「当たらぬ蜂には刺されぬ」の意味(類義語)
【ことわざ】
当たらぬ蜂には刺されぬ
【読み方】
あたらぬはちにはさされぬ
【意味】
蜂の巣をつついたり近付いたりしなければ、蜂に刺されることはないことから、自分から進んで危険に近づかなければ無事であるということ。
「当たらぬ蜂には刺されぬ」ということわざは、自分から進んで危険に近づかなければ、無事でいられるという意味があるんだよ。
なるほど、それはつまり「危ないことに首を突っ込まんといて、安全なところにおったら何も起こらへん」ってことやな。
蜂に刺されたくなければ、蜂の巣に手を出さんといて、ほっとけばええんやな。それが一番安全ってわけやな!
【類義語】
・触らぬ神に祟りなし
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「当たらぬ蜂には刺されぬ」の解説
カンタン!解説
「当たらぬ蜂には刺されぬ」っていうことわざは、自分から進んで危ないことに手を出したり、トラブルの元になるようなことに首を突っ込まなければ、無事でいられるよという意味だよ。
例えば、友達がケンカをしていて、それに関係ないけどついつい口出ししたくなるような時があるよね。でもそのケンカに口を出すと、自分までケンカに巻き込まれてしまうことがあるんだ。だから、無理に関与しないで、静かに見守る方が無事でいられるよという意味だよ。
このことわざの元になったのは、蜂には攻撃されないように、蜂の巣に触らないという考え方だよ。蜂の巣に触れると、蜂は自分たちの家を守るために攻撃してくるから、無理に蜂の巣に触れなければ、蜂に刺されることはないんだよね。それを人間の行動にたとえて、「当たらぬ蜂には刺されぬ」ということわざができたんだよ。
「当たらぬ蜂には刺されぬ」の使い方
また八つ当たりされたよ。
当たらぬ蜂には刺されぬというじゃない。なんであの人に近づくのよ。
もしかして気になっているのかな。
気になる存在ならいいけど、ストレスになるなら近寄らない方が身のためよ。
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「当たらぬ蜂には刺されぬ」の例文
- 君子危うきに近寄らずともいうが、当たらぬ蜂には刺されぬ。賢い人間は危険に近寄らないものだ。
- 彼らと関わらなければこんな目に合わなかっただろうに。当たらぬ蜂には刺されぬとはよく言ったものだ。
- クラスに有名なヤンキーがいるけど、君から近づかなければ大丈夫だよ。当たらぬ蜂には刺されぬというじゃない。
- それ以上関係を持たない方が良い。当たらぬ蜂には刺されぬというからね。
- 平和な毎日を壊したくないなら、当たらぬ蜂には刺されぬを守った方が良い。