「口が酸っぱくなる」の意味とは?
【慣用句】
口が酸っぱくなる
【読み方】
くちがすっぱくなる
【意味】
同じ言葉を何度もくりかえしいうこと。


「口が酸っぱくなる」の語源由来
「口が酸っぱくなる」という表現は、たくさんしゃべることで、本当に口の中が酸っぱいように感じることから来ているんだ。それは、何度も何度も同じことを言うことで、口の中にたくさんの唾液が溜まって、その結果、酸っぱいものを食べたみたいな違和感が生じるからなんだよ。
でも、それだけじゃないんだ。何度も同じことを言うことで、口の中が少し違和感を覚える、あるいはちょっと嫌な感じになることからも来ているんだ。これは、何度も何度も同じことを言うと、それがくどく感じられて、それが口の中で違和感や嫌な感じを生じさせるからなんだよ。
例えば、ママが何度も「宿題をやりなさい」と言っていると想像してみて。ママが何度も同じことを言うと、それがくどく感じられて、ちょっと疲れてしまうかもしれないね。それを「口が酸っぱくなる」と言うんだ。
だから、「口が酸っぱくなる」は、何度も同じことを言うことで口が違和感を覚える、または何度も同じことを言うことでちょっと嫌な感じになる、という二つの感じを表しているんだ。どちらも、「何度も同じことを言う」という行為から来ているんだよ。
「口が酸っぱくなる」の使い方




「口が酸っぱくなる」の例文
- 口が酸っぱくなるほど横断歩道を渡るようにいったのに、守らないから事故にあうんです。
- おやつを食べ過ぎるからご飯が食べられないんだと口が酸っぱくなるほどいったのに、またおやつを食べている。
- 早く寝ないと、朝起きられないと口が酸っぱくなるほど注意したのに寝坊している。
- 宿題をしてから遊びに行くよう口が酸っぱくなるまでいっておいたのに、やらずに遊びに行った。
- 健太くんは口が酸っぱくなるまでいっても忘れてしまう。























