「網にかかるは雑魚ばかり」の意味(類義語)
【ことわざ】
網にかかるは雑魚ばかり
【読み方】
あみにかかるはざこばかり
【意味】
悪いことをしても大物はうまく法の網をくぐりぬけ、捕らえられるのは小物ばかりということ。
「網」は、法の網。
「網にかかるは雑魚ばかり」という表現は、漁網に捕まるのは小さな魚ばかりで、大きな魚は巧みに逃げてしまうという状況を示しているんだよ。
そっかー、つまり「大物はなかなか捕まらん」ってことやな。小さな魚は網に捕まってしまうけど、大きな魚はぬけぬけと逃げていくんやな。
悪事を働く人でも、ちっぽけな人間ばっかりが捕まって、大物は逃げ切るって現実を表してるわけや。なるほど、それは深いな。
【類義語】
・網、呑舟の魚を漏らす
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「網にかかるは雑魚ばかり」の解説
カンタン!解説
「網にかかるは雑魚ばかり」っていうことわざはね、大きな問題や悪事が起こった時に、捕まるのは大きな役割を持った人ではなく、ちっちゃな役割しか持ってない人ばかり、っていう意味だよ。
例えばね、釣り網で魚を捕ろうとしたら、大きな魚は巧みに網を避けて逃げてしまうけど、小さい魚、つまり雑魚は網にかかってしまうよね。これと同じように、何か悪いことが起こった時に、大きな役割を持った人はうまく逃げてしまい、小さい役割を持った人だけが罰を受けることが多いんだ。
だから、「網にかかるは雑魚ばかり」っていうのは、悪事を働く大物はうまく逃げてしまって、小物だけが捕まる、っていう現実を指しているんだよ。
「網にかかるは雑魚ばかり」の使い方
強盗グループの一人が捕まったね。
網にかかるは雑魚ばかりね。
主犯格を逮捕しないと事件は解決しないね。
被害者が増えるばかりね。
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「網にかかるは雑魚ばかり」の例文
- 網にかかるは雑魚ばかりで、首謀者の名前すら分かっていない。
- 犯罪者グループのリーダーは海外から指示を出しているようで、網にかかるは雑魚ばかり。
- テロ組織を殲滅させたいのに、網にかかるは雑魚ばかりで幹部クラスを捕まえられない。
- 網にかかるは雑魚ばかりだが、彼らが有力な証言をすれば事態は急転するだろう。
- 振り込め詐欺をやっているやつらを一人残らず逮捕したいが、網にかかるは雑魚ばかりで受け子しか逮捕できていない。