「暗夜の礫」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
暗夜の礫
「暗夜」は「闇夜」とも書く。
【読み方】あんやのつぶて
【意味】
不意打ちのこと。防ぐことのできない危険のこと。おぼつかないこと。
「礫」は、投げつける小石。
「暗夜の礫」ということわざは、予想もつかない襲撃を受けることや、防ぐことができない状況を表しているんだ。
あぁ、なるほどな。つまり、思いもよらない襲撃を受けたり、どうしようもない状況に陥ったりすることを言うんやな。まるで暗闇の中から突然飛んでくる石みたいな感じやな。
そんなもんはどうしようもない、防ぐこともできへんってことやな。これは、予測不可能なことに対して用心しておくことの難しさや、備えが必要なことを教えてくれる言葉やな。
【語源・由来】
闇夜に飛んで来る小石の意から。
【類義語】
・闇夜に鉄砲
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「暗夜の礫」の解説
カンタン!解説
「暗夜の礫」っていうことわざはね、突然襲撃を受けることや、予防ができない出来事を指しているんだよ。
例えば、夜の暗闇の中で突然石が飛んできたら、それは予想もしていない攻撃であって、防ぐことはできないよね。
このことわざは、「暗夜の礫」を例えにして、突然起こる予測不能な出来事や攻撃を表しているんだ。
つまり、「暗夜の礫」は、予想もつかない出来事や、防ぐことのできない攻撃を指していて、それに備えることはできないということを教えているんだよ。
「暗夜の礫」の使い方
うわっ。痛い。
健太くんは空手の有段者なのに隙だらけね。
暗夜の礫は防ぎきれないよ。校舎内で誰かが木刀で後ろから攻撃してくるなんて思わないでしょう。
殺気を感じないとだめよ。
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「暗夜の礫」の例文
- 暗夜の礫になすすべもなかった。
- 真珠湾攻撃は暗夜の礫とも、アメリカ政府は分かっていたとも言われる。
- 災害は大抵暗夜の礫だ。見舞われた時用に備えるしかない。
- 離島への異動命令は暗夜の礫だった。営業エースの僕がなぜと今でも信じられない。
- ともこちゃんからの別れ話は何の予兆もなく暗夜の礫だった。