【慣用句】
口を噤む
【読み方】
くちをつぐむ
【意味】
何も言わずに黙っているようす。
【スポンサーリンク】
「口を噤む」の使い方
ともこちゃん、さっきから厳しい表情で口を噤んでどうしたんだい?何か気に障ることを言ったかな?急に黙ったまま何も言わないからわからないよ。
・・・。やっとわかった。あっ、ごめんなさい。ずっと解けなかったクイズの答えが急に解けそうだったから、考え込んでしまったわ。話の途中だったかしら?
なんだ。いつも優しいともこちゃんが急にむっつりして、口を噤むから、何か傷つけることをいってしまったかと思ったじゃないか。
あら、ごめんなさい。心配をかけてしまったわね。私は怒って口を噤むなんてことはしないわ。しっかり、言い返すわよ。
「口を噤む」の例文
- 健太くんは、ガラスを割った犯人を目撃したはずなのに、口を噤んで何も言わない。
- ふと思いついて、いおうとしたけれども、秘密だったことを思い出して口を噤んだ。
- 遅刻した僕に彼女は怒って口を噤んだままだ。
- 彼女は急に口を噤んだまま、ぼんやり外を見ている。
- 言いかけて口を噤むなんて、気になるじゃないか。