【慣用句】
鼻に付く
【読み方】
はなにつく
【意味】
同じことが重なって、飽きていやになること。また、人の言動がうっとうしいこと。
【語源由来】
嫌なにおいが鼻について残るということから。
【スポンサーリンク】
「鼻に付く」の使い方
あの二人、教室で漫才ごっこをしているけど、ともこちゃんはどう思う。
そうね、最初のころは面白かったけど、近ごろは、特定のコンビの真似ばかりで、そのきざな身振りや話し方が鼻に付くわね。
この前なんかは、誰も聞こうとしないのに、二人が自信たっぷりに掛け合いをしているので、笑っちゃったよ。
健太君も、そうだったの。気の毒になったわね。
「鼻に付く」の例文
- あの俳優は、スター気どりで、鼻に付く演技が多いと感じました。
- 彼は、昔は謙虚に受け答えしていたのに、最近では自信満々に振舞っていて、鼻に付くわね。
- 最初はおもしろいと思っていた健太くんの言動も、ずっと一緒にいると、だんだん鼻に付いてくる。
- あの討論会では、反対論を述べるのはよいとしても、学者のエゴが鼻に付きました。
- お父さんの面白い冗談も、毎日聞かされていると、鼻に付いてきます。
- エレベーターに乗ったら、男の人の変な香水の匂いが鼻に付き、気持ちが悪くなった。