「聞けば聞き腹」の意味(類義語)
【ことわざ】
聞けば聞き腹
「聞けば聞き損」ともいう。
【読み方】きけばききばら
【意味】
聞かなかったら知らないで済んだことをなまじ聞いたために腹立たしいということ。
「聞けば聞き腹」ということわざは、何も知らなければ気にならないけれど、一度その情報や話を聞くと怒りや不快感を感じるという意味だよ。
なるほどね。聞かずにいたら平和に生きてるのに、情報を聞いたらムカッとくることってあるよな。
要するに、知らない方が気楽ってことやね。知るってのは、時々刀のように二刃やわ。カットカット!
【類義語】
・聞くは気の毒、見るは目の毒
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「聞けば聞き腹」の解説
カンタン!解説
「聞けば聞き腹」という言葉は、何も知らなければ気にしないけど、一度その情報や話を聞いてしまうと、イラッとする、もしくは腹が立つような状態を表しているんだよ。
例えば、友達の間で自分のことをどんな風に話していたか知らなければ、普通に過ごせるけど、それがちょっと悪口だったと知ってしまったら、怒ったり、悲しくなったりすること、あるよね?
この言葉は、そんな「知らなければ気にしないけど、知った途端にムカッとする」感じを言っているんだよ。つまり、聞かない方が心の平和を保てるってことなんだね。
「聞けば聞き腹」の使い方
バイトが不採用だった理由を聞いてしまって怒りが収まらないんだ。
どんな理由だったの?
店長が嫌いだったやつと同じ名前だったんだって。
聞けば聞き腹ね。聞かない方が良かったわね。
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「聞けば聞き腹」の例文
- 聞かなければ良かったと後悔する。聞けば聞き腹、知らぬが仏だった。
- まだ在庫が残っていたが、社長の親類の分に回すため僕の分が無くなったと聞いてしまい怒り心頭だ。聞けば聞き腹、聞かねばあきらめがついたものを。
- 「聞けば聞き腹だから聞かない方がいい」といわれたら、それだけで腹が立ってくるからはっきり言ってくれ。
- 世の中理不尽な理由のことが多いので、聞けば聞き腹となるだろう。
- 聞けば聞き腹だが、僕だけ知らないままなのも腹立たしい。