「君辱めらるれば臣死す」の意味(出典・語源由来)
【ことわざ】
君辱めらるれば臣死す
【読み方】
きみはずかしめらるればしんしす
【意味】
家臣は主君と生死や苦楽を共有すべきだということ。
中国戦国時代の越の忠臣范蠡のことば。
「君辱めらるれば臣死す」ということわざは、主君が恥を受けるようなことがあれば、臣、つまりその主君に仕える者は命を捧げてその恥を晴らすべきだ、という意味が込められているんだよ。
ええっ!? それって、上司やリーダーが困った時、部下や仲間が全力で助ける、っていう感じのことやな。
仲間や上司のためなら、どんなことでもがんばる、っていう強い気持ちが詰まってるんやね。それはすごいわ。
【出典】
「国語」
【語源・由来】
主君が辱めを受けるようなことがあれば、家臣は命をかけてその恥をすすがねばならないということから。
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「君辱めらるれば臣死す」の解説
カンタン!解説
「君辱めらるれば臣死す」という言葉は、主君が恥や辱めを受けたとき、その臣、つまりその主君に仕える人は、自らの命を捧げてでもその恥を取り除く、もしくはその恥を和らげるべきだという意味だよ。
この言葉は、昔の考え方や封建制度の中での主従関係を示しているんだ。主君への忠誠心や、主君を守るという使命感がとても重要だった時代の考えを反映しているんだよ。
簡単に言えば、自分が仕える主君が困った時や恥をかいた時には、その臣、つまり仕える人は全てを捧げてでもその主君を助け、守らなきゃいけないってこと。主君のために命を捨てるほどの献身的な態度を持つべきだっていう考え方を表しているんだ。
「君辱めらるれば臣死す」の使い方
君辱めらるれば臣死すと思えるほどの主君に会いたいわね。
そんな人この国にまだいるかな。
尊敬できる大人が少なくなったわよね。
命を懸けることができるような上司には一生会えないかもな。
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「君辱めらるれば臣死す」の例文
- 彼は、君辱めらるれば臣死すと固く忠誠を誓っている。
- かけがえのない君主のために、君辱めらるれば臣死すの覚悟だ。
- 君辱めらるれば臣死すと、赤穂の藩士は立ち上がった。
- 敬愛する社長を救うために、君辱めらるれば臣死すと社員一同力を一つにして戦った。
- 彼は聖人君主なので、君辱めらるれば臣死すと心から思える。