「足が向く」の意味
【慣用句】
足が向く
【読み方】
あしがむく
【意味】
しぜんとそちらの方へいってしまう。
それって、なんとなく自分が好きな方向へ自然に足が行ってまうってことやな。
知らず知らずのうちに、気づいたらその場所に行ってた、って感じやな。
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「足が向く」の解説
カンタン!解説
「足が向く」っていう表現は、本当に足がその方向に向かって動くことを表しているんじゃなくて、自分の心が引き寄せられるように、無意識のうちにある場所や人に行ってしまうことを言うんだよ。
たとえば、美味しいアイスクリーム屋さんが近所にあるとしてね。その店のアイスクリームがすごく美味しくて、思わず何度も行ってしまう。そんなとき、自分の「足がそのアイスクリーム屋さんに向く」って言うことができるんだ。
つまり、「足が向く」っていうのは、「自分の興味や好みが自然と引き寄せられる場所に行く」っていう意味があるんだよね。自分で意識しなくても、心が引き寄せられるように自然とその場所や人に行ってしまうことを表しているんだ。
「足が向く」の使い方
暑いなあ。これだけ熱いとアイスクリームに足が向くなあ。
そうね。みんな足が向くみたいよ。ソフトクリームも、アイスクリームも行列ができているわ。
僕も食べたいなあ。足が向くけどお小遣いを持ってきていないから買えないよ。
あと少しで私の家に着くわ。そしたら冷たいかき氷を食べましょう。さあ、がんばって。
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「足が向く」の例文
- 仕事柄、本屋に行くと料理の本のコーナーに足が向く。
- いつもならにぎやかな繁華街に足が向くのだが、今日は静かな住宅街を歩いた。
- どんなに疲れていても、空手の道場に足が向くから不思議である。
- 木の上にとてもかわいいリスを見つけてから、この町に来るとあの木のある林に足が向く。
- 健太くんは、散歩に出ると、いつのまにかこの公園に足が向く。
- ともこちゃんは、人がたくさんいるところへは足が向かないらしい。
つまり、気づいたらその場所に足を運んでいる、という状態を指すんだ。