【慣用句】
胸が一杯になる
【読み方】
むねがいっぱいになる
【意味】
喜びや悲しみで、他のことは何も考えられなくなること。
「胸」とは心のこと。
【類義語】
・胸が満ちる
・胸がつまる
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「胸が一杯になる」の使い方
そういえば、この前ともこちゃんにオススメされた映画を観てきたよ。泣ける、って噂のあの映画さ。
見てきてくれたんだね!それで、どうだった?私の言ったとおり面白かったでしょ?
うん、面白かったよ。観ていてハラハラしたし、特にラストのシーンでは感動で胸が一杯になったよ。
そう!やっぱり私がオススメした通りだったでしょう。私もまた観に行くことにしてるのよ。よかったら一緒に行かない?
「胸が一杯になる」の例文
- やっとの思いで受験に合格して、嬉しさと楽しみで胸が一杯になった。
- 捨てられた子猫があまりにみすぼらしく、憐れみで胸が一杯になる。
- あまりに悲劇的なその出来事に、悲しみで胸が一杯になった。
- 彼を見るに、感動のあまり胸が一杯になったようだ。
- 胸が一杯になっちゃって、今はそんな余裕はない。
- 恐怖と不安で胸が一杯になってしまうよ。
- 隣の席の人に親切にされて、暖かさで胸が一杯になった。
【注意!】間違った例文
❌「ピアノの発表会で、音を間違ってしまい、はずかしさで胸が一杯になった。」
この使い方は間違い。「胸が一杯になる」はずかしいときには使わないので注意。