「足下に火が付く」の意味(類義語)
【慣用句】
足下に火が付く
「足元に火が付く」と書くこともある。
【読み方】
あしもとにひがつく
【意味】
危険や都合の悪いことが迫ること。
「足下に火が付く」という表現は、直接的な危険が自分の身近に迫ってきている状態を指しているんだよ。
つまり、「足下に火が付く」ってのは、自分のまわりがもう大ピンチってことやな。
これはまさに火の車状態やな、一刻も早く何とかしなあかんっていう危機感を表してるんやな。
【類義語】
尻に火が付く
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「足下に火が付く」の解説
カンタン!解説
「足下に火が付く」っていう表現は、まさに火が自分の足元に迫ってきたときのように、危険がどんどん近くに来て、とても危ない状態を指すんだよ。
この表現は、昔からある火事の状況をイメージしているんだ。火事は、火が遠くから徐々に燃え広がってくるよね。最初は遠くにあった炎がどんどん近づいて、ついには自分の足元まで来てしまったとき、それはもう逃げ遅れてしまったという、非常に危険な状況を意味するんだ。
だから、「足下に火が付く」は、危険がすぐそこまで迫ってきて、何もせずにいると大変なことになる、とてもピンチな状況を表しているんだよ。そういうときには、早急に行動を起こさないと、そのまま危険に巻き込まれてしまうよ。だから、「足下に火が付く」っていうときは、急いで何かをしなければならない、という意味になるんだね。
「足下に火が付く」の使い方
夏休みもあと一週間なのに、宿題がほとんど残っているんだ。とうとう足下に火が付いたよ。
毎年、同じことをきいている気がするわ。健太くんの足下は、毎年炎上しているから、健太くんの足はおばけみたいになくなってしまうわね。
そんなこと言っていないで、助けてくれない?
助けたら、来年も足下に火が付くまでやらないでしょう?自分の力で頑張って。
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「足下に火が付く」の例文
- 金塊強奪事件の主犯格の男が捕まったので、共犯者の足下に火が付くのは時間の問題である。
- 足下に火がついて初めてその危険に気が付いた。
- 女性問題のスキャンダル報道で大臣の足下に火が付いた。
- となりに大きなスーパーができたので、近所の八百屋さんの経営が悪化し足下に火が付いた。
- この仕事は明日が締め切りなので足下に火が付いた。