「牛の歩み」の意味(語源由来・類義語)
【慣用句】
牛の歩み
「牛歩」ともいう。
【読み方】
うしのあゆみ
【意味】
ものごとの進み方がおそいこと。
「牛の歩み」という表現は、進行が遅い、つまり、ゆっくりとしか前に進まないことを表しているんだ。
つまり、「とてもゆっくりと進んでいる」ってことやな。牛がのんびりと歩くように、物事が進行するのが遅い、そんな状況を表す言葉やな。
でもな、遅くても確実に前に進んでるんやったら、それはそれでええんちゃう?大切なのは進んでいることやからな。
【語源由来】
牛は動作がのろいことから。
【類義語】
・牛の歩みも千里
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「牛の歩み」の解説
カンタン!解説
「牛の歩み」っていう表現は、物事がすごくゆっくりと進んでいる状態を指すよ。これは、文字通り牛の歩き方から来ているんだ。
牛って大きな動物だけど、その動きはゆっくりで、ちょっとずつしか進まないよね。それを見て、人々は「牛の歩み」って言葉を作り出したんだ。
例えばね、宿題がたくさんあって、でも一つ一つが時間がかかって、なかなか進まない時とか、友達と一緒に大きなプロジェクトを始めたけど、計画通りに進まずに、なかなか結果が出ない時とか、そういう状況を「牛の歩み」って表現することができるよ。
つまり、「牛の歩み」っていうのは、「物事がゆっくりで、進み具合が遅い」っていう意味なんだね。
「牛の歩み」の使い方
健太くんの夏休みの宿題の進み方は、牛の歩みね。
今年は、そうでもないよ。三分の一が終わったんだ。
今日で夏休みは五分の三ほど終わってしまったわよ。あと一週間しかないのだから、間違いなく、今年も牛の歩みよ。
まだ一週間ある!マラソン選手のように頑張るよ。
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「牛の歩み」の例文
- いつも自家用ジェット機に乗って移動するので、久しぶりに車に乗ると牛の歩みに思える。
- 妹がピアノの練習をしている。牛の歩みだけれど、少しずつ上手になっているよ。
- 牛の歩みだろうが、亀の歩みであろうが、遅くても一歩ずつ進んでいることは間違いない。
- コンピューターの計算スピードに比べれば、人の頭の中で行われる計算は牛の歩みだ。
- 行列に並んでいるのだが、牛の歩みのようでなかなか店内に入れない。
- この道路は一日中渋滞をしているから、車は牛の歩みを余儀なくされるので自転車のほうが早いと思う。