「芋を洗うよう」の意味とは?
【慣用句】
芋を洗うよう
「芋の子を洗うよう」ともいう。
【読み方】
いもをあらうよう
【意味】
せまい場所にたくさんの人がいて、とても混雑している様子。
「芋を洗うよう」という表現、これは「たくさんの人がせまい場所にいて、すごく混んでいる状態」を表すんだよ。
芋洗いって知ってる?これは、芋を水で洗うことだけど、たくさんの芋が一緒に洗われて、すごく混雑している様子をイメージするんだ。だから、たくさんの人が一カ所に集まって、すごく混んでいるところを見たら、「芋を洗うよう」と言うんだよ。
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「芋を洗うよう」の語源由来
【語源由来】
どろのついた里芋を洗うとき、水を入れたおけに入れ、棒でかき混ぜて洗ったことから。
由来を簡単に説明!
「芋を洗うよう」は、昔の人たちが芋を洗う方法から来ているんだよ。
昔、里芋を洗うときには、大きな桶に水を入れて、芋をその中に入れて、棒でグルグルと混ぜて洗っていたんだよ。その時、たくさんの芋がぎゅうぎゅう詰めになって、どこからどこまでが芋で、どれがどれだかわからなくなるほどだったんだ。
だから、人がたくさん集まって、とても混んでいる場所を見たとき、「芋を洗うようだね」と言うんだ。それは、その場所が芋を洗うときのように混雑しているという意味だよ。だから、祭りや遊園地など、人がいっぱいの場所を見たら、この表現を使ってみてね。
「芋を洗うよう」の使い方
休日の遊園地は芋を洗うような賑わいだね。乗り物に乗るのも、食べものを買うのも行列だよ。
これは、すごいわね。まったく楽しめないわ。
とにかく、並ばないと何もできないから、どれに並ぶか決めようよ。
桶の中のサトイモの気分だから、コーヒーカップにしましょう。
「芋を洗うよう」の例文
- 東京に近づくにしたがって、電車の中は芋を洗うような混雑ぶりである。
- このイベントは、あんまり宣伝していないので芋を洗うような状況にはならないと思う。
- この塾の評判が口コミで広がっているから、いまに芋を洗うようになるだろう。
- 夏休みに学校のプールに行ったら、芋を洗うようなすごい人で、あまり泳げなかった。
- 会場に着いたが、芋を洗うような混雑ぶりで、健太くんを見つけられない。
- いつもは客が少ないのに、セールの日は芋を洗うような混雑ぶりで驚いた。