「気が利く」の意味
【慣用句】
気が利く
【読み方】
きがきく
【意味】
細かなところまで注意や配慮が行き届き、臨機応変な対応ができること。
つまり、「細かいところまで気を配る」ってことやな。目に見えへん小さいところまで気が回って、人に気を使えるんやな。
これは、おもてなしの心が必要やな。気配り上手な人は、周りの人からも感謝されるやろうな。
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「気が利く」の解説
カンタン!解説
「気が利く」っていう表現は、細かいところまで心配りができたり、周囲の状況を見て適切な行動がとれるような人のことを表す言葉だよ。
例えば、友だちが落ち込んでいる時に、ただ慰めるだけでなく、好きな飲み物を買ってきてくれたり、何も言わずにそっと寄り添ってくれる人、あるいは、パーティーの準備をしている時に、手伝うだけでなく、必要な物を持ってきてくれたり、足りない部分を自分で補ってくれる人などが、「気が利く」と言われるよ。
「気」は「心の動き」や「思いやり」、「利く」は「機能や能力を十分に発揮する」ことを意味するから、「気が利く」は思いやりや配慮がきちんと働き、他人に対する優しさや気遣いが見える状態を表すんだよね。
「気が利く」の使い方
ああ疲れた。あの分厚い本をやっと読み終えたわ。だけどこれからその感想文を書かなくちゃならないの。
ともこちゃん、冷たいお水でも飲む?それに今日僕はチョコレートも持っているんだ。よかったらどうぞ。疲れた時にはチョコレートがいいよ。
えっ、有り難う。健太君、気が利くわね。一体どうしたの?
いつも僕はともこちゃんに何かとお世話になってるから、ほんのちょっとしたお礼だよ。
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「気が利く」の例文
- 彼は気が利くので、今度の会合の案内係にはピッタリだ。
- KYというのは空気が読めない人のことだが、そういう人はまったく気が利かない。
- 彼が現在の地位を築くことができたのは、何かにつけて気が利いていたからだ。
- あのウェイターさんは気が利かないから、いつもお客様からクレームを受けている。
- 気が利きすぎて何でも先回りされてしまうとかえって煩わしくなるから、気をつけないといけない。
他の人が気づかないような細かいところにも配慮できる、そんな人の特性を表しているんだ。