【慣用句】
気が済む
【読み方】
きがすむ
【意味】
気持ちが収まる。気がかりなことがなくなり落ち着く。
【語源・由来】
気になっていたことが終わることから。
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「気が済む」の使い方

あっ、この道は右に曲がったほうがいいと思うわ。

えっ。どうして右なの?

うーん。なんとなく私の気が済まないからよ。

なんとなくなの?まあ、それでともこちゃんの気が済むんだったら、ともこちゃんの言うとおり右に曲がることにするよ。
「気が済む」の例文
- 患者を死なせたのは私の責任だから、患者の家族が私を叩いて、それで一瞬でも気が済むなら、そうさせてやりたいの。
- これは将来にかかわる大切な契約だから、気が済むまでよくよく検討したほうがいい。
- 私には、かけがえのないわが子も同然の猫を助けてくれたあなたに、何もやらずに帰すのは、こちらの気が済まないのです。
- 怒りが頂点に達している今、反論すると長引きそうだから、相手が言いたいことを気が済むまで言わせてやることにした。
- 彼は町で美人を見かけたら、口笛を吹くだけでは気が済まなくて、声をかけて近くのカフェでお茶をすることにしている。