「気が散る」の意味
【慣用句】
気が散る
【読み方】
きがちる
【意味】
一つのことに気持ちが集中できないこと。
つまり、「一つのことに集中できへん」ってことやな。頭の中で色々なことがグルグルと回って、一つにしっかりと向き合えへん状態やな。
これは、ちょっと気持ちを整理して、一つずつことをこなしていくことが大事になるやろうな。
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「気が散る」の解説
カンタン!解説
「気が散る」っていう表現は、他のことが気になって、一つのことに集中できない状態を表すんだよ。
例えば、テスト勉強をしているけど、外で子どもたちが遊んでいる声が気になってしまって、勉強に集中できない、とか、仕事をしているけど、頭の中には週末の旅行のことがぐるぐると回っていて、手元のタスクに集中できない、という時に使う表現だよ。
「気」が「心の動き」や「気持ち」を、「散る」が「ばらばらになる」や「散漫になる」を意味していて、注意力や集中力が一点に向けられず、いろいろな方向に分散してしまうことを表しているんだよね。
「気が散る」の使い方
ともこちゃん、どうしたの?今日はなんだかいつもと違うね。いつもと違って何かイライラしてない?
健太君、気が散るから今は私に話しかけないでくれる!
ともこちゃんのそんなに怖い顔見るの初めてだよ。どうしたの?何かあったの?僕で良かったら、何でも聞いてあげるよ。
だから、気が散るから話しかけないでって言ってるでしょ!
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「気が散る」の例文
- 外の景色があまりにも綺麗なものだから、それを眺めていると気が散ってしまって勉強に集中できない。
- 気が散るといけないので、窓を閉めて外の音が聞こえないようにして、それからカーテンをして外が見えないようにしている。
- 仕事をし始めたら気が散らないように、ただひたすら精神を集中するようにしなくてはならない。
- 隣の家からカラオケをしている音が聞こえてくるので、気が散ってしまう。
- 気が散るのは自分自身の集中力が弱いからであって、それを他人のせいにしてはいけない。
あれこれと考えが飛んでしまい、一つの事に気を定めることができない、そんな状況を示しているんだ。