「兄弟は他人の始まり」の意味(語源由来・類義語・対義語・英語訳)
【ことわざ】
兄弟は他人の始まり
【読み方】
きょうだいはたにんのはじまり
【意味】
兄弟は血縁とはいっても親子とは違い、情愛も薄く他人のようになってゆく。
最初は仲良しやったけど、色んな事があると距離ができて、まるで他人みたいになることもあるんや。まあ、人間関係って複雑やなぁ。
【語源・由来】
血を分けた兄弟といえども、成長して別々の道を歩むようになれば情愛も薄れ、他人のようによそよそしくなるということ。
【類義語】
・兄弟は他人の別れ
【対義語】
・兄弟は両の手
・兄弟は手足なり
・血の寄るものは親子
・血は血だけ
・血は水よりも濃い
【英語訳】
・Though they are brothers, their pockets are not sisters.
・Brothers are incipient strangers.
・The world begins with brothers.
・When it comes down to it, brothers are little better than strangers.
・In the final analysis, blood is no thicker than water.
「兄弟は他人の始まり」の解説
「兄弟は他人の始まり」っていう言葉は、兄弟だって大きくなってくると、お互いの夢や目標、結婚とか色んなことで考えが変わってきて、前みたいにすごく仲良しだった感じが少しずつ薄れてきて、結局は他人みたいに感じることがあるってことを示しているんだよ。
たとえば、小さい頃は一緒に遊んで仲良しだったけど、大人になって仕事や家庭が忙しくなったり、お互いの生活の方向が違ってきたりして、昔みたいには会えなくなることもあるよね。この言葉は、そんな感じの変わりゆく関係性を示しているんだよ。
「兄弟は他人の始まり」の使い方
「兄弟は他人の始まり」の例文
- 小さい頃はあんなに仲良かった兄弟でも、兄弟は他人の始まりというものなのだね。
- 兄弟は他人の始まりとはいえども、妹とは今でもランチをする仲だ。
- 兄弟は他人の始まりでは寂しいから、息子達には仲良くいて欲しい。