「金石の交わり」の意味(語源由来・出典・類義語・英語訳)
【ことわざ】
金石の交わり
【読み方】
きんせきのまじわり
【意味】
堅く破れることのない友情。金石の交。
ほぉ~、それはつまり、超めちゃくちゃな仲良しで、何があってもぶれへん強い絆みたいなもんやな。
どんなに時間がたっても変わらへん、ずっと一緒の友達のことを言うんやろ。それは、すごい価値のある関係やな。
【語源・由来】
金属も石も堅く、容易に割れないことからいう。
【出典】
「漢書・韓信伝」
【類義語】
・魚と水
・管鮑の交わり
・膠漆の交わり
・心腹の友
・水魚の親
・水魚の交わり
・断金の契り
・断金の交わり
・断琴の交わり
・莫逆の友
・刎頸の友
・刎頸の交わり
金鉄の交わりは誤用。
【英語訳】
A good friend never offends.
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「金石の交わり」の解説
カンタン!解説
「金石の交わり」という言葉は、とても強い絆や信頼関係を示す表現なんだよ。
「金」と「石」は、どちらも非常に固くて変わりにくいものとして知られているよね。だから、「金石のように」って言うと、それが非常に強固で変わらないことを強調しているんだ。
この言葉を使うと、友人同士の関係や、どんな困難な状況が来ても変わらない強い絆や信頼関係を表現できるんだ。簡単に言えば、「金石の交わり」は、非常に深い友情や変わることのない絆を意味しているよ。
「金石の交わり」の使い方
ともこちゃん、、ぼくたちは、いままでずっと金石の交わりだったわよね。
うん。そうね。きっとこれからもそうよ。
実は、ともこちゃんの大事にしてたお茶碗を割ってしまったんだけど、ごめんね。でも金石のようになかなか割れない仲でしょう?
むむむ。怒りが爆発しそうだけど、今回は、いままでの金石の交わりに免じて許すわ・・・。
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「金石の交わり」の例文
- 身分の違いがあったけれども、そんなことは考慮せず、ともこちゃんと健太くんは金石の交わりをしてきた。
- 次期頭取と目されている彼はなぜか、一行員でしかない僕を気に入っていて、金石の交わりを続けている。
- 健太くんは、部下だけれども、金石の交わりをする友でもある。
- ともこちゃんと健太くんは、長らく不仲だったが、和解して、誤解が解けてからは金石の交わりをしている。
- ともこちゃんと健太くんは、呼吸が絶妙に合致するように感じられるほどの仲で、これが金石の交わりかとうらやましくなる。
これは、非常に深い友情やつながりを意味しているよ。