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【木仏金仏石仏】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語・対義語)

木仏金仏石仏

「木仏金仏石仏」の意味(語源由来・類義語・対義語)

意味
【ことわざ】

木仏金仏石仏

【読み方】

きぶつかなぶついしぼとけ

【意味】

情に動かされない人。また融通のきかない人のたとえ。

ことわざ博士
「木仏金仏石仏」という言い回しは、感情や感受性が乏しく、固定した考えしか持たない人のことを指すんだ。

この言葉は、融通がきかず、人の気持ちや状況に適切に対応できない人の特徴を表しているよ。

助手ねこ
ええと、それはつまり、「どんな状況でも、いつも同じ反応しかしないような人」ってことやな。

ちょっと固い頭してる、変わらん考えの人のことを、このことわざで言うてるわけやね。感じるものがなかなかない、ちょっと硬派な人を表してるんかな。

【語源・由来】

心の冷たい人や感性の鈍い人を温もりのない仏像に見立てていう。

【類義語】
・石に裃
・かたぶつ
・石部金吉
・石部金吉金兜
・木の股から生まれる
・木石漢

【対義語】
・人木石に非ず

【英語訳】
・inflexible people
・heartless people
・Buddhist images of wood、metal、and stone

こちらのことわざは、主に男女間の表面だけでは、わかりにくい微妙な感情や雰囲気を理解していない人を指していい、特に、女性の細やかで深い愛情を、分かろうとしない男性のことを表す事が多いです。
木仏金仏石仏」の「石仏」だけ、「いしぼとけ」と訓読みになるので注意が必要です。
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「木仏金仏石仏」の解説

カンタン!解説
解説

「木仏金仏石仏」という言葉は、人の感情や趣味を理解しない、または柔軟性がなくて固定的な考えの人を指して使うたとえ言葉です。

考えてみてね、仏像って通常はお堂やお寺で祀られていて、それ自体は動かないじゃない?どんなに前で手を合わせたり、お願いごとをしても、その仏像自体が動いて反応するわけじゃないよね。だから、その動かない、反応しない特性を持った「木や金や石」の仏像を使って、人の感情や状況に対して動じない、または柔軟に対応しない人を表しているんだ。

例えば、クラスでみんなが楽しんでいることや流行りに乗らず、自分の考えを変えない人や、友達の気持ちを考えずに固い態度をとる人を指して、「あの人、ちょっと木仏金仏石仏みたいだよね」と言うことができるよ。これは、その人が人の感情や状況に柔軟に対応しないことを指して言っているわけだね。

「木仏金仏石仏」の使い方

ともこ
この前、私の友達が隣のクラスの◯◯君に告白をしたらしいんだけど、かなりぶっきらぼうな態度で振られたみたいで、友達すごく落ち込んでいたわ。
健太
ああ。やつはそういうタイプなんだよ。まさに木仏金仏石仏で、女性心が分からないんだ。
ともこ
それにしても、渡した手紙をその場で捨てるだなんてひどすぎるわ。
健太
僕に告白してくれたら、そんな酷い真似はしなかったんだけどね。
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「木仏金仏石仏」の例文

例文
  1. 彼はまさに木仏金仏石仏といったところで、融通が利かないから何を言っても無駄だよ。
  2. あの人は木仏金仏石仏で、とても同じ人間だとは思えない程冷徹だ。
  3. 僕は木仏金仏石仏だと良く言われるが、本当はただ照れくさくて上手く自己表現できないだけなんだよ。
  4. そんなに冷たい態度ばかりとっていたら、色んな人に木仏金仏石仏のような人間だと思われてしまうわよ。

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