「首を長くする」の意味とは?
【慣用句】
首を長くする
【読み方】
くびをながくする
【意味】
とても楽しみにして、今か今かと待ち焦がれる様子。
「首を長くする」っていうのは、何かをすごーく楽しみにして、待ちきれなくなる感じを表すんだよ。たとえば、お誕生日パーティーが明日だと思って、ワクワクしながら寝る夜みたいな感じさ。
「首を長くして待つ」って使い方をすることが多いんだ。これはまさに、首をすごーく長く伸ばして、待っている物が早く来ないかな~って見てる様子を想像するんだよ。
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「首を長くする」の語源由来
【語源由来】
楽しみで待ちきれないときは、首が前に出ることから。
由来を簡単に説明!
「首を長くする」っていうのは、何かを待ちきれなくて、つま先立ちになったり、首を伸ばしたりする様子を表してるんだよ。
考えてみてね、お友達がお家に遊びにくるのを待ってるとき、お友達が遠くから見えるかなと思って、つま先立ちになって道路を覗いたりすること、あるよね?
この言葉の語源は、そんなときの姿から来ているんだ。つまり、待ちきれなくて首を伸ばし、つま先立ちになるような、その姿が「首を長くする」の元になっているんだよ。
もちろん、本当に首が長くなるわけじゃないけど、その行動から「待ち焦がれる」という意味が生まれたんだって。だから、「首を長くして待つ」って言うと、すごく待ちきれない!っていう気持ちが伝わるんだよ。
「首を長くする」の使い方
あれ?何だかとっても嬉しそうだね、ともこちゃん。何か良いことがあったの?
うふふ、分かる?今日はお父さんが海外出張から戻ってくる日なの。私この日を首を長くして待ってたんだ。
あーそうなんだ、よかったねともこちゃん。おじさんが戻ってくるのって3年ぶりくらいじゃない?それは首を長くしちゃうのも分かるよ。
そうなの!お土産があるはずだから、明日健太くんにもおすそ分けするね。
「首を長くする」の例文
- お父さんのお土産話を聞くのが楽しみで首を長くして待っていたのだ。
- 大好きなアーティストがこの県に来るのを首を長くして待っていた。
- 首を長くして待っていたのはどうやら僕だけではなかったようだ。
- 実に50年もの間、復讐の機会が訪れるのをひたすら首を長くして待っていた。
- 君の帰りを首を長くして待っている家族がいるのだから、最後まで安全に気を付けて任務を果たしてくれ。
【注意!】間違った例文
❌「先生から、放課後教室に残っていなさいと言われた。怒られそうだけど、先生が来るのを首を長くして待っていた。」
この使い方は間違い。「首を長くする」は、嫌なことを待つときに使う言葉ではない。