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【首を挿げ替える】の意味と使い方や例文(慣用句)

首を挿げ替える

「首を挿げ替える」の意味

意味

【慣用句】
首を挿げ替える

【読み方】
くびをすげかえる

【意味】
その地位にある人を別の人に入れ替える。

ことわざ博士
「首を挿げ替える」という表現は、重要な位置にいる人を別の人と交代させるときに使われるんだよ。

一般的には、組織やチームのリーダーなどを変えることを意味するんだ。

助手ねこ
つまり、大事なポジションにいる人をチェンジすることやな。

監督や社長、リーダーとか、そういう立場の人を変えるときに使うんやな。一新する、って感じの表現か。

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「首を挿げ替える」の解説

カンタン!解説
解説

「首を挿げ替える」っていうのは、ある役職やポジションにいる人を、他の人に交換する、つまり入れ替えるっていう意味なんだ。

たとえば、サッカーチームの監督を変えたり、学校の校長先生を新しい人にしたり、会社の社長を誰か他の人にしたりすることを「首を挿げ替える」って言うんだ。

「挿げ替える」は、人形などの首を抜いて、他の首に入れ替えて新しい顔にすることなんだ。そのイメージから、役職にいる人を他の人と入れ替えるっていう意味で使われるようになったんだね。

ただし、この言葉はちょっと強引な感じがあるから、あまり好意的な意味では使われないことが多いよ。だから、人を交代させる理由があるとき、たとえばその人のパフォーマンスが悪かったとか、何か問題があったとか、そういうときによく使われるんだ。

「首を挿げ替える」の使い方

健太
今の生徒会長は、やることが地味で、先生の言いなりだからつまらないよ。首を挿げ替えることはできないかな。
ともこ
リコールすればいいのよ。でも、誰に首を挿げ替えるの?
健太
ともこちゃんが立候補したらどうかな。きっと面白い学校になると思うんだ。
ともこ
いやよー。今の生徒会長と敵対することになるなんて真っ平ごめんですからね。
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「首を挿げ替える」の例文

例文
  1. 社長になってまず手始めに、地方のトップを僕の意のままにできる社員に首を挿げ替えた。
  2. 大臣の首を挿げ替えて、国民の信頼を回復しようとした。
  3. 首を挿げ替えられた前社長は、大株主を味方につけて、復権を図ろうとしていたようだが、露見して失敗に終わった。
  4. 首を挿げ替えて謝罪の意思を世間に示されても、その企業の体質は簡単には変わらないと思うんだ。
  5. 選手みんなで練習をボイコットして、監督の首を挿げ替えることに成功したのだが、次の監督も微妙だった。
  6. 首相は、スキャンダルを起こした大臣の首を挿げ替えることで、マスコミからの任免責任の追及から逃れた。