「雷を落とす」の意味
【慣用句】
雷を落とす
【読み方】
かみなりをおとす
【意味】
目上の人が、かんしゃくを起こして、大声で怒鳴りつける。
「雷を落とす」という表現は、大声でどなる、つまり、強く非難や注意をすることを意味しているんだよ。
そんなに大きな声で怒鳴られたら、まるで空から雷が落ちてきたみたいで、ビビるわな。
つまり、ほんまに強く誰かを叱ることを言うんやな。
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「雷を落とす」の解説
カンタン!解説
「雷を落とす」っていう表現は、誰かをすごく強く叱ることを指すんだよ。
この表現の由来は、雷の音がすごく大きくて怖い、というところから来ているんだ。大声で怒鳴る様子が、雷が空から落ちてくるように強烈な印象を与えるから、「雷を落とす」っていう表現が生まれたんだよ。
だから、「雷を落とす」とは、すごく強く、大声で怒鳴ることで、相手を叱ることを意味しているんだよ。
「雷を落とす」の使い方
ともこちゃんは、親にあまり叱られたりしないよね。
そうね。叱られないわね。
僕のところは、おじいちゃんが厳しい人で、お父さんの話では、小さいころに、女の子を泣かせたということで、お父さんが、おじいちゃんに雷を落とされたらしいんだ。お父さんは、隣り近所では、ガキ大将で有名だったというから、僕には信じられないけど。
健太君のお父さんは、やんちゃな感じが全くしないけど。小さいころはそうだったのね。
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「雷を落とす」の例文
- 僕は、親父から、日ごろの努力が足りないからだと、雷を落とされました。
- 女性の国会議員が、男性秘書の小さなミスを咎め、雷を落としたことが大きく報道された。
- 社長から、目標が達成できていないと、雷を落とされた。
- あの上司が、部下のA君に、雷を落とすのは、日常茶飯事のことだ。
- 先生が、珍しく、女の生徒に、雷を落としたというから、びっくりしちゃったよ。