「肩の荷が下りる」の意味(類義語)
【慣用句】
肩の荷が下りる
【読み方】
かたのにがおりる
【意味】
重い責任や負担から解放されること。
「肩の荷が下りる」という表現は、大きな責任や重たい負担から解放され、ほっとする様子を表すんだよ。
つまり、大きな重荷から解き放たれて、「やっと楽になった~」って感じのことやな。
大きな仕事が終わったときや、長い間抱えていた問題が解決したときに使うんやな。ほんまに背中が軽くなったみたいで、気持ちが楽になる言葉やな。
【類義語】
・胸をなで下ろす
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「肩の荷が下りる」の解説
カンタン!解説
「肩の荷が下りる」という表現は、直訳すると「肩から荷物が降りる」って意味だよね。でも、実際には荷物を肩から下ろすこととはちょっと違う意味で使われているんだ。
昔の日本では、荷物は肩から掛けるような形で運ばれていたんだ。これは、肩が体の一部で最も強く、大きな荷物を支えることができるからだよ。だから、「肩」は荷物を背負う象徴として使われてきたんだ。
「荷」は、物理的な荷物だけでなく、人が背負っている心の負担や責任を意味しているんだ。たとえば、テストの勉強や仕事のプロジェクトなど、それを終えたときには、まるで重い荷物を肩から下ろしたかのように、心が軽くなるよね。それが「肩の荷が下りる」の意味だよ。
つまり、この表現は心の負担や責任から解放され、気分が楽になるという状態を、肩から重い荷物を下ろすという形象的な表現で表しているんだ。
「肩の荷が下りる」の使い方
健太くん、サッカー大会優勝おめでとう!いきなりキャプテンに抜擢されたのにきちんとこなしてチームを優勝に導くなんて本当にすごいわ。
ありがとうともこちゃん。キャプテンは正直大変で僕も不安だったよ。でも今は肩の荷が下りたような気持ちだよ。
そうよね、みんなのお手本にならないといけないものね。よく頑張ったわ。本当にお疲れ様。
ありがとう!肩の荷が下りたことだし、しばらくはゆっくり遊ぼうかなぁ。
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「肩の荷が下りる」の例文
- 健太くんの顔は肩の荷を下ろしたように晴れ晴れとしたものになっていた。
- 姉が大学に合格したと聞いた母親は肩の荷が下りたような笑顔を見せた。
- ピアノの発表会で、演奏がうまくいって、肩の荷が下りた。
- 部長は肩の荷が下りたようで、翌日からは清々しい笑顔で会社に出てくるようになった。
- 目標にしていた資格を取ることができたので、肩の荷が下りたような気分だ。
- 肩の荷が下りた気分でいるのは良いが、あまりたるんだ生活をしないように十分気を付ける必要がある。