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【肩を並べる】の意味と使い方や例文(慣用句)

肩を並べる

「肩を並べる」の意味

意味

【慣用句】
肩を並べる

【読み方
かたをならべる

【意味】
相手と同等の能力を持ち対等の立場に立つこと。

ことわざ博士
「肩を並べる」という表現は、誰かと同じ水準や地位、あるいは状況に立つ、つまり対等の立場になるという意味があるんだよ。
助手ねこ
つまり、「同じレベルで並ぶ」ってことか。試合や勉強、ビジネスで、自分と相手が同じ地位に立つときとかに使う言葉やな。

これは、自分と相手が同じくらいの能力や力を持ってる、ってことを示してるんやな。

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「肩を並べる」の解説

カンタン!解説
解説

「肩を並べる」っていう表現は、一緒に並んで歩くこと、または誰かと同じくらいの力や地位を持っていることを表しているんだよ。

例えば、走っている時に、自分と友達が同じスピードで走っているとき、つまり、自分も友達も前にも後ろにも出過ぎず、肩が同じ位置にある状態を表しているんだ。

また、もう一つの意味としては、自分と友達が同じテストの点数を取った、または同じくらいの能力を持っている、という意味もあるんだよ。つまり、自分も友達も頭ひとつ抜け出ているわけではなく、同じくらいの力を持っている、という意味だよ。

だから、「肩を並べる」っていうのは、自分と他の人が同じくらいの位置にいる、または同じくらいの力を持っていることを表しているんだね。それは走る速さであったり、学校の成績であったり、スポーツの能力であったり、様々なことを比較するときに使う表現なんだよ。

「肩を並べる」の使い方

健太
やったよともこちゃん!ついに僕もサッカーの県代表の候補に選ばれたよ!夢みたいだよ。
ともこ
えぇ!?すごいわ健太くん。この町では有名な先輩だけが代表候補になっていたけれど、健太くんはついにその先輩と肩を並べたのね。
健太
照れるなぁ。肩を並べただなんて言ったら罰が当たりそうだけど、ちょっとは近づけたみたい!合宿で技を盗んでやろうと思っているよ!
ともこ
頑張ってね健太くん!代表に選ばれたら絶対にみんなで応援に行くからね。
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「肩を並べる」の例文

例文
  1. 弱小チームだった僕たちのサッカーチームは、今や優勝争いをするチームと肩を並べるほどに成長した。
  2. 憧れの先輩と肩を並べることができて感無量である。
  3. 計算の速さにおいてともこちゃんと肩を並べることのできる人間はここにいない。
  4. 肩を並べる人がいるかどうかしばらく考えても浮かばないほど、彼はとても優秀な人材だった。
  5. あそこは県代表レベルが肩を並べる強豪校だ。



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