「帰心矢の如し」の意味(語源由来・英語訳)
【ことわざ】
帰心矢の如し
【読み方】
きしんやのごとし
【意味】
家や故郷に早く帰りたい思いは、矢のように真直ぐにとんで行きたいほどである。
人はどこに行っても、やっぱり故郷が一番やと思うことが多いんだろうな。
【語源・由来】
矢のように、まっすぐに早く帰りたいと思うこと。
【英語訳】
I would like to be immediate and to return to a hometown.
To feel an irresistible longing for home.
「帰心矢の如し」の解説
「帰心矢の如し」っていうことわざは、ね、家や自分の生まれ育った場所(故郷)に、とっても強くて、すぐにでも帰りたくなる気持ちを言ってるんだよ。
簡単に言うと、例えば夏休みの終わりになったときや、遠足の後みたいに、「あー、家に帰りたい!」ってすごく思う気持ち、それが「帰心矢の如し」なんだよ。
「矢の如し」とは、矢のようにすごく速く直線的に進むことをイメージしていて、このことわざでは、その強い気持ちが、サッと家や故郷に向かって飛んで行くようなものとして表現されてるんだよね。
「帰心矢の如し」の使い方
「帰心矢の如し」の例文
- 私は幼い頃からの夢を叶えるために、長年住み慣れた街を離れて都会に来たけれど、なかなかうまくいかない毎日に、帰心矢の如しのこのごろです。
- 父は仕事でいろいろな国へ行くことが多いけれど、いつも帰心矢の如しの気持ちだと話してくれた。
- 私のことを応援してくれた母の顔を思い出すと、帰心矢の如しというように、故郷に帰って母に会いたくなってしまいます。
まとめ
長年住み慣れた故郷を、懐かしく思うことがあるのではないでしょうか。
また、居心地が良いからと、家に長く居たいと思うこともありますね。
懐かしく思ったり、居心地の良い我が家には、帰心矢の如しというように、一刻も早く帰りたいと思うことがあるのではないでしょうか。
故郷や家など、自分が思う場所へ、早く帰ることができるといいですね。