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【敢えて天下の先とならず】の意味と使い方や例文(出典)

敢えて天下の先とならず

【ことわざ】
敢えて天下の先とならず

【読み方】
あえててんかのさきとならず

【意味】
人の先頭に立たず、控えめな態度をとっていれば、波風立たず身を安泰に保つことができる。

【出典】
老子が人生の態度として無為の道を述べた語。「敢えて天下の先とならず、故に能く器長を成す」から。

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「敢えて天下の先とならず」の使い方

ともこ
健太くん。空手部の部長を辞退したんですって?
健太
敢えて天下の先とならずというから、部長にはならないよ。
ともこ
空手歴が長い健太くんは、空手の精神が心身ともにしみついているからふさわしいのに。
健太
陰で部長を支えるよ。
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「敢えて天下の先とならず」の例文

例文
  1. 敢えて天下の先とならずというから、自己主張はしない。
  2. 敢えて天下の先とならずというので、控えめに聞き役に徹する。
  3. 敢えて天下の先とならずの精神を胸に抱いて生きているので、グループセッションの試験があると弱い。
  4. 敢えて天下の先とならずという。僕はリーダーではなく二番手が心地よい。
  5. 敢えて天下の先とならずというが、時と場合によっては意見をはっきり言うことも大事だ。




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