「網の目を潜る」の意味(語源由来)
【慣用句】
網の目を潜る
【読み方】
あみのめをくぐる
【意味】
捜査網や法律に引っかからないようにする。
つまり、網の目っていうのは捜査網やルールのことで、その隙間をくぐり抜けてしまうことを言うんやな。ちょい悪な感じやな。
法律に触れへん程度で、うまくやり過ごすってことや。でもほんまはちゃんとルールを守るのがええんやけどな。
【語源由来】
「網の目」は、細かく張り巡らされているもののたとえであることから。
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「網の目を潜る」の解説
カンタン!解説
「網の目を潜る」っていうことわざは、ちょうど小さな魚が網の目をすり抜けて逃げるようなイメージから来ているんだよ。
「網の目」っていうのは、漁網や篭のように、糸や紐でつくられた多くの小さな穴のことを指すんだ。これが転じて、厳しい規制や規則、監視ネットワークなどを指すようになったんだね。
例えばね、警察が犯罪者を逮捕するために張った捜査網からうまく逃れる犯罪者や、税法の抜け穴を見つけて違法行為とならない範囲で税金を逃れる人などが、「網の目を潜る」っていう行動をとっていると言えるよ。
だから、「網の目を潜る」っていうのは、実はちょっと悪賢い方法で何かを進める、っていう意味があるんだよね。
「網の目を潜る」の使い方
健太くん。またこの町に怪盗パンダがあらわれて、県警の網の目を潜って宝石を盗んで逃走したらしいわよ。
へえ。僕も見たかったなあ。日本を騒がせているその怪盗パンダを。
すごいわよね。なんの痕跡も残さないなんて。
そうそう。しかも法の網の目を潜って稼いだお金持ちしか狙わないんだから、庶民としてはこっそり応援したくなるよ。
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「網の目を潜る」の例文
- あの人は、法の網の目を潜って儲けているものだから、あまり評判がよくない。
- あの容疑者が、この網の目を潜って、どうやって海外に逃亡できたのかわからないんだ。
- 県警の総力を挙げた網の目を潜って逃げることができるとはとうてい思えない。
- 法の網の目を潜ったドラッグが次々に作られ、法の迅速な整備が求められている。
- 彼が行っていることは、法の網の目を潜っていることで、グレーゾーンでも悪いことには違いない。
これは法や規則の隙間を利用して、どうかする悪事を指すこともあるんだ。