「有る時払いの催促無し」の意味(類義語)
【ことわざ】
有る時払いの催促無し
【読み方】
あるときばらいのさいそくなし
【意味】
金銭の貸借における返済条件。貸した方からは返済の催促を一切せず、借りた方では金の余裕ができた時に返せばよいということ。
借り手に好都合な条件。
「有る時払いの催促無し」ということわざは、貸したお金の返済期限を設けず、返すのを急かさないという非常に寛大な返済条件を示しているんだよ。
なるほどな。つまり、借金の返済について、「いつ返してもええよ、急がんでええで」って、おおらかに許してくれるってことやな。
ほんまに良心的な貸主やな。それにしとくれても、借りた方は、しっかり返す義務があるんやけどな。
【類義語】
・出世払い
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「有る時払いの催促無し」の解説
カンタン!解説
「有る時払いの催促無し」っていうことわざは、ね、お金を貸す時に、「いつ返すか決めなくていいよ」って言って、しかも「返して」という催促もしないような、すごく寛大な条件を表してるんだよ。
たとえばね、友達が「お金が足りなくて、困ってるんだ…」って言ったときに、君が「大丈夫だよ、ここにお金があるから使っていいよ。無理にすぐ返さなくても大丈夫だよ、お金が余ったときに返してくれればいいからね」と言うような状況を指すんだ。
これは、その人がお金を返すのに無理をさせない、つまりその人が返すことができるときに返してもらう、という超優しい条件を表してるんだよね。でも、これはあくまでことわざで、実際には返す約束をしっかりとした方が、後でトラブルにならないようになるよ。だから、実際にお金を貸すときには、きちんと返す日を決めて、約束をしっかりと守ることが大切だよ。
「有る時払いの催促無し」の使い方
ともこちゃん。500円足りないんだけど貸してくれる?
いいわよ。はい、どうぞ。
ありがとう。今月は色々と使い過ぎてしまったから、有る時払いの催促無しでいいかな?
有る時払いの催促無しでもいいわよ。その代わり十倍返しでお願いしまーす。
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「有る時払いの催促無し」の例文
- 父に留学費用を借りて、有る時払いの催促無しにしてもらった。
- 金融会社より、身内から借りたほうが、有る時払いの催促無しになるからいいじゃないか。
- 兄からお金を借りれば、有る時払いの催促無しだと思ったのに、取り立てがすさまじかった。
- 彼は誰にでも有る時払いの催促無しでお金を貸しているが、大丈夫なのか?
- 祖父にパン屋さんになるための修業がしたいといったら、200万円を出して、有る時払いの催促無しでいいから今は学ぶことに専念しなさいと言ってくれた。