「足が地に着かない」の意味
【慣用句】
足が地に着かない
【読み方】
あしがちにつかない
【意味】
緊張や興奮のため心が落ち着かない。考え方や行動が浮ついて、しっかりしていない。


ふわふわしてて、しっかり地に足をつけられてない感じやね。
「足が地に着かない」の解説
「足が地に着かない」っていう表現は、本当に足が地面から浮かんでいる状態を指すんじゃなくて、人の心の状態を比喩的に表しているんだよ。
人は立っているとき、足をしっかり地面につけてバランスを保っているよね。でも、足が地面から浮いてしまったら、バランスを崩して転んでしまう。そんなイメージから、この表現は「心が不安定な状態」を指して使われることが多いんだ。
たとえば、大切な試験の前日になって、緊張で気持ちが落ち着かない、とか、うれしいことがあって興奮して夢見心地の状態、など。そんなとき、自分の心の状態を「足が地に着かない」と言い表すことができるよ。
つまり、「足が地に着かない」っていうのは、「心が不安定で落ち着かない状態」や「現実感がなくて浮かれている状態」を表しているんだよね。自分の心が地にしっかりと着いていないような、バランスが取れていない心の状態を表現しているんだ。
「足が地に着かない」の使い方




「足が地に着かない」の例文
- 今みたいに、足が地に着かない状態で、何かをしようとすると、必ず失敗するからやめたほうがいいよ。
- とうとう、今日、大好きなアイドルに会えるんだけど、昨日は興奮で、足が地に着かないような心地だったよ。
- そんな、足が地に着かないような、非現実的な意見ばかり出していたら、この会議は永遠に終わらないぞ。
- 足が地に着かないような、机上の空論を言われても困るんだよ。
- 空手部のみんなは、全国大会進出が決まり、足が地に着かないようだが、明日からは厳しい練習の再開だ。























