「足を掬う」の意味
【慣用句】
足を掬う
【読み方】
あしをすくう
【意味】
相手のすきに付け入って、失敗や敗北に導く。
「足を掬う」という表現は、相手のうっかりした隙をついて、相手を失敗させる様子を示すんだよ。
つまり、相手が気を抜いてるところを見つけて、そこを突いて相手を失敗させるってことやな。
相手が足を踏み外すチャンスを狙ってる、そんな感じの言葉なんやな。
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「足を掬う」の解説
カンタン!解説
「足を掬う」っていう言葉はね、他の人の足をさっと持ち上げてバランスをくずすことを意味しているんだよ。例えば、柔道の技とかをイメージすると分かりやすいかもしれないね。
「掬う」っていうのは、「下から上へすばやく持ち上げる」または「下から持ち上げるようにして横に払う」っていう意味があるんだ。だから、直訳すると、「足を下から上に持ち上げる」または「足を下から持ち上げて横に払う」っていう意味になるんだよ。
でもね、この表現は、「人を困らせる」「計画をじゃまする」などの比喩的な意味で使うことが多いんだよ。どんな時に使われるかというと、たとえば、競争やゲームの中で、他の人のバランスをくずして自分の優位を固めるときや、他の人を困らせたり、自分の目的を達成するために使われることが多いんだよ。
でも、ちゃんとした公平な競争の中では、これはちょっとズルいやり方とされることもあるから、注意が必要だね。だから、「足を掬う」は、誰かを困らせたり、不利にする行動を指すことが多いんだ。
「足を掬う」の使い方
友達が、全然勉強していないっていうから、それでも良いんだって思って、僕も勉強しないでテストを受けたらひどい点数を取ってしまったよ。彼の発言に足を掬われてしまったよ。
ああ。あの子は勉強しないしない詐欺って言われているわよ。勉強しないって言いながら、陰では猛烈に勉強しているわ。
ええー。そうなの?このテストを母さんに見せたらまた怒られてしまうよ。
人の意見に振り回されたり、人の発言で足を掬われたとか、人のせいにしないで、今後はしっかり勉強をする事ね。
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「足を掬う」の例文
- 油断していると、いつかあの優秀と評判の後輩に足を掬われることになるぞ。
- 彼は見た目通りの人ではないから、足を掬われないように、気をつけた方がいいよ。
- 相手をじっくり観察したことで、ライバルの足を掬うことに成功した。
- そんなに調子に乗っていると、いつか足を掬われることになるから自重したほうが良い。
- 味方だと思っていた人に足を掬われ、ショックを受けた。