「遊び呆ける」の意味
【慣用句】
遊び呆ける
【読み方】
あそびほうける
【意味】
遊びに熱中し、他のことをかえりみない。
つまり、遊びに夢中になりすぎて、他の大事なことを忘れてしまうことやな。
例えば、ゲームに夢中になって、宿題や勉強を忘れてしまうような感じか。あまりにも遊びに夢中になりすぎると、大切なことを忘れてしまうんやな。
【スポンサーリンク】
「遊び呆ける」の解説
カンタン!解説
「遊び呆ける」っていうのは、「遊び」と「呆ける」っていう二つの言葉が組み合わさったものなんだよ。
「遊び」はさ、趣味とか好きなことを楽しむ時間のことを言うんだよね。たとえば、ゲームしたり、友達と遊んだり、映画を見たりとかさ。でも、遊びには、ギャンブルとか、何もせずにぶらぶらして過ごす、とかも含まれているんだ。
「呆ける」っていうのは、もともとは「ぼんやりする」とか、「物事に集中できない」っていう意味があるんだけど、ここでは「あることに夢中になる」っていう意味が使われているんだよ。
だから、「遊び呆ける」っていうのは、「自分の好きなことに夢中になって、時間を忘れてしまう」っていう意味で使われることが多いんだ。例えば、ゲームに夢中になって、時間を忘れて遊んでしまって、結局夜中まで遊んでしまう、とかそういう状態を指すんだよ。
「遊び呆ける」の使い方
アリとキリギリスの話を知っている?
うん。もちろんだよ。冬の準備をするために、一生懸命働いていた蟻を馬鹿にして遊ぼ呆けていたキリギリスが、冬になって寒さと飢えで苦しむっていうお話でしょう?
そうなのよ。だから健太くん。若いうちに遊び呆けていないで勉強をしないと、あとで悔やむことになるわよ。
・・・なるほど。
【スポンサーリンク】
「遊び呆ける」の例文
- 若いくせに金まわりが良くて、大会社の社長の息子という噂があるが、大学に行かずに遊び呆けて留年を繰り返しているそうだ。
- 高校の三学期なんて、すでに合格が決まった人間にはあってないようなものだったので、僕みたいな私立志望者はたいてい遊び呆けていた。
- 彼女は、一日中、遊び呆けて、元気が無くてぐったりしていた飼い犬のことなど考えもしなかったのである。
- 夏休みが始まって、ずっと遊び呆けていたので、残り一週間をきったところで、宿題の存在を思い出し、焦った。
- 彼は、相当な額の財産を相続したので、もう大人なのだけれども、毎日、遊び呆けている。
これは、自分が楽しいと感じていることに集中しすぎて、他の大切なことを疎かにしてしまう様子を指しているんだ。