「当てにする」の意味
【慣用句】
当てにする
【読み方】
あてにする
【意味】
何かに期待すること。何かを頼りにする事。
「当てにする」という表現は、心の中で頼りにして期待することや、将来の予想や頼みとして期待することを表しているんだよ。
つまり、「頼りにする」や「期待する」ってことやな。友達に「試験の勉強を手伝ってくれるって当てにしてる」って言ったら、「友達が助けてくれることを期待している」ってことになるわけや。
これは、人や事に対する期待や信頼を表す言葉やね。
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「当てにする」の解説
カンタン!解説
「当てにする」っていう表現はね、自分の得になることや自分の利害が関わることで、何かを頼りにする、期待するっていう意味なんだよ。
「当て」っていうのは、物事を進める上での目指すべき目標、または頼りになるもの、期待するもの、っていう意味なんだ。だから「当てにする」っていうのは、そういう目標や頼りになるものを使って自分の利益を得るっていう意味になるんだよ。
例えばね、自分が何か困ったことがあって、それを解決するために、立場が上の人や裕福な人に助けを求めることを指すんだよ。その人の力やお金に頼って、自分の困ったことを解決しようとする、そういう行動を「当てにする」っていうんだよ。
ただ、この表現は、他人を自分の利益のために利用する、っていう少しネガティブな意味も含んでいることもあるから、そこは注意が必要なんだよね。自分だけが得するような行動をとるのではなく、お互いに利益を得ることができるように心掛けることが大切だよ。
「当てにする」の使い方
ともこちゃん。今日の宿題をしてくるのを忘れたんだけど、見せてくれる?
健太くん。いつも私の宿題を当てにしないで、自分で宿題をやってきたほうが健太くんのためなのよ。
それはわかっているつもりなんだけど、ともこちゃんだけが頼りなんだ。
自分の力だけを頼りに、自分自身を当てにすることができるように、日々頑張るべきよ。
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「当てにする」の例文
- ひまわりの花ひとつ咲かせることのできない君の力を当てにして何になるというのだろう?
- その頃の僕は大変困っていたが、誰も当てにすることはできないし、なんに頼っていいのかわからなかった。
- 生活費を払う母も受験生の僕も、東京の叔母の家に下宿させてもらうことを当てにして、東京の大学を受験することにした。
- 海外のホテルで、日本のようなサービスを当てにしてはいけないと友人に忠告された。
- 老後は息子の世話を当てにしているので、嫌われないよう息子のやることにあまり口出ししないようにしている。